涼を尽くした料理に舌鼓
冷たい氷見うどんは夏場の定番。
さらに涼を感じさせてくれるのが氷見うどん。しっかりしたコシのある、良く冷やしたうどんはツルツルッと豪快に。東京よりも甘めのだしは、いかにも京都といった風。湿気が体中にまとわりつく酷暑の京都では、こんな一品が嬉しいのです。
ごまペーストがきいた焼きなす。
お次は焼きナスと煮豚をごまだれでいただく珍しい一皿。一見、ミスマッチのようですが、この二つの組み合せはちょっとスゴイんです。焼いてとろみをまとったナスと、とろっと溶けそうなくらいやわらかく煮付けた豚の食感は驚くほど似ていて、これが口に入れると一体感がはんぱない。ごまだれの甘さが双方の隠れた甘味を引き出し、グッと格上の味にしてしまう。ああ、これはもう一度食べたいと懇願するほど、舌が味を覚えてしまいました。
しめはもずく梅雑炊。
余韻に浸りつつ、しめはもずく梅雑炊。食欲のない真夏でも、こういったサラサラものは食べられます。添えられた漬け物も自家製。
添えられたなめたけはお土産としても販売。
中でも抜群においしいのがお土産でも買えるなめたけで、身がぎゅっと詰まっています。我が家ではこのなめたけを常備していて、熱々ご飯の上にかけたり、冷ややっこにのせてと重宝しています。
水菓子は桃のゼリー。さっぱりとした甘さが、これまた涼を呼びます。
デザートは桃のゼリー。
食事の終了時間は19時40分頃。さあ、いよいよ鵜飼鑑賞へと出発です。