コンビニグルメ/コンビニスイーツのトレンド

コンビニ各社のPBスイーツを一挙紹介!(3ページ目)

個性豊かなコンビニスイーツを支える主軸となっているのが、ローソンの「Uchi Cafe SWEETS」、ファミリーマートの「Sweets+」など、PBを中心とする商品展開です。主要コンビニ各社のスイーツのこだわりや特徴をご紹介します。

笹木 理恵

執筆者:笹木 理恵

おうちグルメガイド

2006年にいち早くスイーツのオリジナルブランドを立ち上げ、コンビニスイーツの市場を開拓してきたのがファミリーマート。「Sweets+(以下、スイーツプラス)」は、チルド洋菓子、焼き菓子はもちろんのこと、和菓子、アイスまでとバラエティに富んだラインアップで幅広い需要を喚起し、コンビニスイーツの可能性を拡張してきました。

ファミマのWクリームエクレア

たっぷりのホイップが嬉しい、ファミリーマートの「Wクリームエクレア」(150円)


幅広い品揃えが強みの「Sweets+(スイーツプラス)」

現在も、リニューアル商品含めチルドスイーツだけで年間200点ほどの新商品が店頭に並ぶという豊富な品揃えが魅力の「スイーツプラス」。なかでも、ロングセラーの「Wクリームエクレア」は、各メディアで度々取り上げられて売り切れ続出になったことも記憶に新しく、「スイーツプラス」を代表する大ヒット商品となっています。

さらに2010年に発売され話題となったのが、「俺のスイーツ」シリーズ。従来の約2倍のサイズ感や、控えめな甘さ、素材へのこだわりを打ち出し、コンビニスイーツにおける男のスイーツという新しい立ち位置を確立させました。
俺のティラミス

たっぷり楽しめる「俺のティラミス」(350円)
 

ファミマの新魅力商品!本格ジェラート

ファミリーマートのスイーツの魅力のひとつとしてその品ぞろえの豊富さがありますが、2012年5月、新たなキラーコンテンツとして加わったのがジェラートです。「近年、都心部を中心に本格的なジェラート専門店が続々と登場して人気を集めていますが、まだ購入できる場所というと限られているため、コンビニで手軽に食べられる本格的なジェラートを提案しました」(株式会社ファミリーマート広報・高岡夏さん)。

株式会社ロッテアイスとの共同開発で本場イタリアのジェラートらしさにこだわり、なめらかな口どけや濃厚な素材感、後味のすっきり感を再現。1個250円という価格帯はアイスクリーム市場では高級品に位置付けられる商品ですが、その価格も納得のプレミアム感のあるおいしさが評判となり、発売から7日間で累計100万個を売るヒット商品に躍り出ました。現在は「マダガスカルバニラ」、「シチリアンブラッドオレンジ」など加え、「イタリアンマロン」、「ラ・フランス」など季節限定フレーバーも販売されています。
ファミマのジェラート

マンゴーの濃密な甘みを閉じ込めた「アルフォンソマンゴー」(250円)


また、近年各社が力を入れ始めた焼き菓子のジャンルも、クッキー、バウムクーヘン、フィナンシェ、パウンドケーキ、ドーナツ、ワッフル、タルト……などなど圧倒的なバリエーションを誇っています。来れば必ず好みのスイーツに出会えるというストライクゾーンの広さは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のキャッチフレーズ通り、安心感のあるコンビニとしてお客様の日常に寄り添っているようです。

>>次ページは、ミニストップのあの定番スイーツが登場!
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