DIYリフォーム実例!
薪ストーブに一目ぼれ!子どもたちに父親の姿を見せたい
埼玉県にお住まいのスポーツカメラマン小倉さんは、ご自宅の新築の際、住宅展示場で見た「薪ストーブ」に一目ぼれしました。選んだ薪ストーブは、ノルウェー・ヨツール社製のF300。加えてただ購入するだけでなく、設置するリビングの一角をDIYリフォームで手作りすることにしたのです。ノルウェーのヨツールF300。薪ストーブがあれば本物の炎が揺れる癒しのリビングになる(写真全て:小倉元司さん)
初めの動機は「頼むと費用が高くつくから」だったそうですが、自分自身で作ったスペースが欲しかったというのと、子供たちに父親の姿を見せたくなったという気持ちもありました。と言うわけで、本物の炎が揺れる薪ストーブがあるリビングを、DIYリフォームで作ることになったのです。
DIYリフォーム実例!
周囲を汚さないよう養生をシッカリするのが成功のコツ
プロは養生に手間をかけます。DIYリフォームでもここが成功への第一歩。
まずは養生をシッカリと。壁面のホコリを良く取り除き、巾木や廻り縁にセメントが付かない様にマスキングテープを貼りました。そしてセメントを丁寧に塗っていきます。
壁面を塗る時には周囲を汚さないことが大切です。塗り壁工事では、思わぬ部分にくっついて後で取れなくなってしまう事もあります。この養生で手を抜かないことが、DIYリフォーム成功のコツです。
DIYリフォーム実例!
下地や水平などの準備の手間が、仕上げに差をつける
事前の準備に手間を掛けること!実際に張り始める前の段階で、もう成否は決まっている。
専用接着剤は乾燥するのがとても早いタイプもありますので、取扱説明書で、どの程度の状態で貼ればいいのか、事前に確認しておきましょう。
また注意したいのが水平です。小倉さんは押しピンを使って糸を水平に張り、それに合わせて貼りました。ここでサボると仕上げに差がでます。準備に手間を掛けるのが、DIYリフォーム成功のコツです。
このヨツールF300は対流式の薪ストーブのため、側面や背面は熱くなりませんが、周囲は不燃にしておく必要があります。内装制限の詳細、不燃範囲は機種によって違いますので事前に確認して下さい。
DIYリフォーム実例!
端っこがキレイなら全部がキレイに見えるもの!
端がキレイに仕上がっていれば、全体もキレイに見えるもの。
タイルをカットする時には、ホームセンターで簡単なタイルカッターが売っていますので、専用道具を使ってキレイにカットしましょう。
今回のDIYリフォームで使用したタイルは全部で360枚。労力が必要でしたが、「自分の作った部分が家の中にある!」と後で思いたいので、休日や帰宅後にせっせとタイル張りに励んだとのことでした。
次のページでDIYリフォーム成功のコツ、そしてあっと驚くDIYリフォーム後の様子をご紹介します。