ビーチ/フィリピン(セブ島・ボラカイ島)

セブの一歩先、アロナビーチの憧れリゾート アモリタ

セブ島から一歩先、マニラからもアクセスできるアロナビーチの憧れリゾート、アモリタ。ボホール島らしさを大切にした建築デザインや体験が楽しめるプチ・リゾートです。旅行サイトのユーザー投票で高い評価を得ているナイショのリゾートをご紹介します。

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

これからブレイクしそうなフィリピンのアロナビーチ

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アモリタから見下ろしたアロナビーチ

人気ダイブスポットのバリカサグの拠点として、あるいはアジアンビーチ特有のゆるい空気と美しい遠浅の海を求めて、リゾーターの耳目を集めるフィリピンのアロナビーチ。マニラから空路またはセブ島からフェリーでアプローチするボホール島から橋を渡ったパングラオ島の南西に位置する遠浅ビーチです。全長は500mほどしかなく、歩いても15分ほどで踏破できるサイズですが、近年、リゾートの数も急増中。とはいえ、ビーチと並行して走る未舗装の道沿いには、よろず屋さんのサリサリストアやレストラン、ダイブショップが軒を連ね、素朴さが健在。肩の力を抜いて、海辺の日々を楽しめます。

アロナビーチの憧れリゾート、アモリタ

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デラックスルームやガーデンヴィラが集まる、手入れの行き届いたトロピカルガーデン

そのアロナビーチの東端の岬に佇むプチリゾート、アモリタ。オーナー夫妻がこの場所に初めて訪れた時、”小さな愛”を意味する「アモ(愛)リタ(女の子の名称)」とつぶやいたのがリゾート名の由来だそう。

客室数わずか35の家族経営のリゾートながら、旅行サイト『トリップアドバイザー』の「トラベラーズ チョイス アワード2013」でフィリピン国内ベスト10リゾートにランクインする実力派です。

アロナビーチを一望する絶好のロケーション!

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インフィニティプールからの眺めは圧巻! プールに浮かびながら、アロナビーチの眺めを

数ある魅力の中でも、岬の高台からアロナビーチを一望するロケーションの良さは随一! インフィニティエッジのプールに浮かびながら、あるいはレストランで食事を楽しみながら、遠浅ビーチの絶景が愛でられます。太陽の光に照らされた澄んだブルー、サンセット時の茜色、美しいアロナビーチを好きなだけ眺められるのです。

ボホール島らしさを活かしたモダンなゲストルーム

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ボホール島らしさに洗練を加えたモダンなゲストルーム

アモリタが大切にしているのは、”ボホール島”らしさ。建築デザインに地元の文化を取り入れつつ、コンテンポラリーな洗練が加味されています。3タイプある客室のうち、憧れはオーシャンビュー・ヴィラ。ヴィラの扉をあけると、飛び石を置く小道が走り、その先に屋根付きのプランジプールがあります。白を基調とした室内は天井が高く、広々。バスルームもゆったり。

ガーデン・ヴィラはオーシャンビュー・ヴィラと造りは同じで、眺めの違い。デラックスルームは2階建てのホテル棟タイプで、シンプルながら居住性も上々です。

目下、スパ施設はないけれど、客室内にマッサージベッドを設置して、トリートメントを受けることもできます。施術後はリラックスしたまま、お部屋で眠りに就くのもいいものです。ちなみに”ホームのように感じてほしい”と、あえてカードキーではないのも、こだわりのひとつです。

おすすめは郷土料理をたっぷり味わえるボホラノ・メニュー

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セミオープンのサフロン・レストラン。食のクオリティの高さは嬉しい予想外!?

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ずらりと並んだボホラノ・メニュー。ボリューム満点、しかも美味!

「ここでこんな美味しい料理がいただけるとは思わなかった!」。そう多くのゲストが賛辞を惜しまないのが、食のクオリティの高さです。食体験にもボホールらしさを追求し、シェフが民家の台所やレストランへ通い、試行錯誤の末、地元の味を洗練されたインターナショナルな皿に仕立てています。

おすすめはコース料理の”ボホラノ・メニュー”。チキン・ハランハランやギナタンヒポンなど、海の幸や豚肉など地元の食材をココナッツミルクやジンジャーを使って味付けした美味なる料理が、前菜からメイン、デザートまで9品も並びます。

小さな冒険にワクワクする1日ボホール島ツアー

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ボホール島を代表する観光スポット、チョコレート・ヒル。ガイド付きツアーで訪れて

ユニークなのが1日ボホール島ツアー。有名なチョコレートヒルやメガネザルのターシャなど、必須な観光スポットを押さえつつ、ガイドさんとの会話から興味をもった場所へ脱線の連続。ロボックという小さな村の子供合唱団の練習場やオーガニックファーム、サンゴでできた教会、マホガニー・プランテーションなどにも連れて行ってもらいました。ガイドブックに載っていないような小さな冒険が待っています。

そして、アモリタで印象深いのは、スタッフのホスピタリティでしょう。ゲストを名前で呼びかけ、いつも笑顔で対応してくれるのには、心がほっとなごみます。
「トリップアドバイザー」のユーザー投票で世界展開しているホテルよりも高評価を得た理由が、すぐにわかることでしょう。

<DATA>
Amorita
住所:Barangay Tawala, Alona Beach Panglao Island, Bohol
TEL:+63 2 553 9549
宿泊料金:6800~フィリピンペソ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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