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「都区内パス」がおトクになる使い方とは

JR東日本の「おトクきっぷ」のひとつ「都区内パス」を使うことが、おトクになるのは、どんな場合なのでしょうか。検証してみました。

大山 弘子

執筆者:大山 弘子

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190円区間なら4回乗ればおトクになる!

JR東日本の「おトクきっぷ」、「都区内パス」は、東京23区内の普通列車の普通車自由席が乗り降り自由なきっぷです。有効期間は1日で、値段は大人が730円、子どもが360円です。

この「都区内パス」を使ったほうがトクなのは、いったいどんなケースなのでしょうか。

JR東日本の最低運賃は130円です。
東京駅を起点に考えると、山手線や京浜東北線なら新橋や御徒町、中央線なら御茶ノ水、総武快速線なら馬喰町までは130円で行くことができます。
この130円で行ける区間の場合には、730÷130円=約5.6ですから、6回乗ればモトが取れる計算になります。
山手線、京浜東北線の東京駅からの運賃

山手線、京浜東北線の東京駅からの運賃

中央線、総武線、横須賀線の東京駅からの運賃

中央線、総武線、横須賀線の東京駅からの運賃



160円の区間ならば5回、190円の区間ならば4回乗ればモトが取れます。

 

西荻窪-東京間を往復するなら「都区内パス」がマスト!

京浜東北線で蒲田-東京間を往復するのであれば、それ以外に160円区間に2回乗ればモトが取れます。
埼京線と京浜東北線を使って浮間舟渡-東京間を往復するなら、130円区間を1回利用しただけで100円トクできる計算です。

そして、ぜひとも「都区内パス」を活用したいのが、中央線で西荻窪-東京間を往復する場合です。行きと帰りで別々に切符を買うより、「都区内パス」を買ったほうが30円もお得です。


1日で浮かせられる金額は小さくても、何度も積み重ねれば、それなりに節約できるはず。「交通費にお金がかかっているなあ」と思ったら、試してみる価値はあるでしょう。

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