本当に気軽になってきた、「飛行機」でする国内旅行
日本の“空”を行き交う飛行機。国内ではANAやJALを始め、多くの航空会社が全国各地で運航しています。最近登場したLCCが注目を集め、誰もが手軽に飛行機で旅行できる時代が到来しました。
高速バス並みの運賃にビックリ!なLCC
大阪・関西国際空港を拠点に路線を拡大するLCC「Peach」。ピンクの機体が“カワイイ”と日本、そしてアジアでも人気を集めています。2013年10月にはいよいよ首都圏にも進出します。
そんな航空業界に登場した国内LCC各社は、鉄道はおろか、高速バスにも匹敵する運賃で航空券を販売しています。
まず、大阪・関西国際空港を拠点とするPeachは、2013年10月27日に就航予定の大阪・関西=東京・成田で3790円~。一方、同じ路線を昨年から運航する、成田国際空港を拠点とするジェットスター・ジャパンも4690円~と、大手航空会社の「特割」や新幹線の半分以下の価格です。
Peachに続き、2012年7月にデビューした「ジェットスター・ジャパン」。成田を拠点とし、新千歳や福岡、那覇などを結び、さらにセントレアにも就航して路線を全国に広げつつあります。
一方で、LCCにはデメリットもあります。主に挙げると、「遅延時や欠航時に他社便の振替が行われない」 「いったん購入した航空券は基本、払い戻しできない」 「チェックインの締切が早い」 「成田や関空など交通アクセスがやや不便」 「預ける手荷物や機内サービスが有料」など。ただし、これらを考慮しても、とにかく安い運賃はメリット大です。
関空第2ターミナルは現在、Peachの国内・国際線の全便が発着するLCC専用に作られたターミナルです。沖縄・那覇にもLCC専用ターミナルがあります。