高まる離婚率と恋愛事情
婚活を意識し、生涯共にするパートナーを見つけましょう
なぜ、ガイドがここまで恋愛と結婚を識別するかと言うと、近年の離婚率の高さに目を見張るものがあるからです。
厚生労働省の2012「人口動態統計」より、平均30才で結婚したのち、約3組に1組の夫婦が離婚していることがわかります。高まる離婚率の原因として、恋愛ベースで結婚に至っている人が実に多いことが一因と考えられます。
実は、恋愛は脳の錯覚に近く、ドーパミンや性ホルモンのテストステロン、エストロゲンが分泌されるもの。最長でも、およそ3年でドーパミンが出なくなり、恋愛バブルは終わると言われています。つまり、恋愛の賞味期限は1年半から3年と言うことです。これは人間の脳のメカニズムですから、どんなに努力し合う二人でも、愛情は自然と別の形に変化を遂げるのです。
恋愛であれば、また次の異性を探すという方法もあるでしょう。けれど、結婚という手続きを踏んでしまうと、別れるまでにさまざまな障壁が待ち受けています。ですから、離婚という結果に至らないためにも、「婚活」を意識して人生をともに生き抜くパートナーを見極める必要があるのです。