琵琶湖についての知らない現状を学べるスポット
琵琶湖で、雨の日でも楽しめるスポットでお勧めなのは、「滋賀県立琵琶湖博物館」です。近畿地方に住んでいる方はもちろん、それ以外の地域に住む方でも、琵琶湖の名前をご存じの方は多いと思います。
滋賀県を占めるこの日本最大級の淡水湖。わたしはこの湖については、同じ西日本である故郷広島にいたころからもちろん知っていました。さらに大学進学のため兵庫県に住むようになってからは、友人たちとの湖岸でのバーベキューに温泉旅行に。湖畔にたつ大津ホールで毎年行われる音楽祭にと、何度も訪れています。
けれど、この湖についてははまだまだ知らないことばかりだと、この博物館によって思い知らされました。
琵琶湖の周囲を通り過ぎる電車の車窓から、もしくは湖岸で見渡しただけならば、きらきらと光を反射する湖面しか見ることができないでしょう。
けれどこの近畿の水がめにはゲンゴロウやタガメ、ミズカマキリなど理科の教科書や図鑑でおなじみの昆虫たちがたくさん生息しています。博物館の常設展示コーナーでは、彼らの生きる知恵や技についても詳しく知ることができます。
そして、環境の変化によって彼らが姿を消しつつある現状も。
定期的に開催されているイベントでは、漁船に乗ってビワマス漁を見学したり、水生植物や生物のうまい写真の撮り方など、大人も子供も楽しめる企画が満載です。
さぁ貴方も、今度のお休みには湖面をたたく雨の音を聴きながら、この豊かな湖について学んでみませんか。
■滋賀県立琵琶湖博物館
住所:滋賀県草津市下物町1091
電話番号:077-568-4811
料金:大人 750円、高校生・大学生 400円、小学生・中学生 無料
営業時間:9:30~17:00
休館日:月曜(休日の場合は開館)、年末年始、その他臨時休館有り
アクセス:www.lbm.go.jp/guide/bypub.html
HP:www.lbm.go.jp/
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