文化としてのマンガに触れられる博物館
様々な角度からマンガを文化的にとらえ、その展示を行なわれています。雑誌のターゲット層で異なるマンガの内容、発行されたときの時代背景なども考慮した展示など、興味深い展示がたくさんです。また、寄贈されたマンガの数々が読めます。古いマンガから最近のマンガ、海外で発売されているマンガもあります。
特別展示として、私が行ったときには寺田克也氏の「ココ10年展」がありました。ここ最近10年間の寺田氏が手がけたイラストや、本人が使っている道具の展示、描いている様子を撮影したビデオ、その映像で使われている直筆の下絵などがあり、「こんな風にして描いているんだ~」と食い入るように見ておりました。
単なる展示だけでなく、ご本人が絵を描いているところを見ることが出来る「ライブドローイング」という機会や、ほかにも声優さんを招いたトークショーなども行なわれています。
他にも、実際にマンガを描いている光景をみることができます。またマンガのワークショップもあり、原稿用紙を使って実際にマンガを描いてみる、というコーナーも。漫画家にあこがれるお子さんから、漫画家目指して描きまくっている方まで、とても参考になる展示です。
■京都国際漫画ミュージアム
住所:604-0846 京都市中京区烏丸通御池上ル (元龍池小学校)
電話番号:075-254-7414
料金:大人800円、中高生300円、小学生100円
営業時間:10:00~18:00 (最終入館 17:30)
休館日:毎週水曜日(休祝日の場合は翌日)、年末年始、メンテナンス期間
アクセス:京都市営地下鉄 烏丸線・東西線 烏丸御池駅2番出口 徒歩2分
HP:www.kyotomm.jp/
※データは記事公開時点のものです。