約2万年前の旧石器時代の遺跡をそのまま保存
「地底の森ミュージアム」は、旧石器時代を中心としたテーマミュージアムです。ここのすごいところは、なんといっても遺跡を現地でそのまま保存しちゃったことですね。小学校の建設予定地で、約2万年前の森林跡と当時の人たちがキャンプした跡が発見されたのですが、自然と人間のかかわりがセットで残っている例は世界的にも珍しいということで、学校をよそに作ることにして、遺跡をそのまま建物で覆って保存したんだそうです。まさにこの場所で太古の人たちがたき火をしていたのかと思うと神秘を感じます。
展示も面白いですが建物も面白かったです。遺跡を覆っている建物が楕円形をしており、音を四方八方から反射するので、自分の声や足音がビーンビーンと響く鳴き竜のような現象がみられました(お客さんが大勢いても起こるかどうか、ちょっとわかりません)。
■地底の森ミュージアム
住所:仙台市太白区長町南4-3-1
電話番号:022-246-9153
料金:大人400円、高校生200円、小中学生100円
営業時間:9:00~16:45(入館は16:15まで)
休館日:月曜
※詳しくは下記にて
http://www.city.sendai.jp/kyouiku/chiteinomori/access/calendar.html
アクセス: 地下鉄長町南駅から徒歩5分ほか
公式HP:http://www.city.sendai.jp/kyouiku/chiteinomori/
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