夫婦で出席、子どもの出席
招待状の宛名で子どもが招待されているかどうかが判断できる。
そもそもフォーマルな場では小さい子どもは自粛がマナー、たとえ赤ちゃんでもベビーカーを持ち込むなど、イスはなくとも親の席の周囲にスペースは必要です。それに、もし招待するなら主催者側は何かしらのおもてなしを考えるわけですから、たとえ親族でも念のため子どもを連れて出席してもよいかを確認したほうがよいでしょう。
日が迫ってから欠席することになってしまったら?
とにかく出席する、実際はその一言に尽きます。1カ月前に出席の意思を伝えているわけですから、スケジュールを調整して出席できるように準備しておく、それが招待された側のマナーです。もちろん、同じ時間に葬儀に出席しなければならない、といった事情なら話は別。葬儀のほうを優先するのがマナーですので、その場合はすぐに先方に連絡をし、欠席しなければならないことを伝えます。お祝い事を控えた相手にストレートに事実を伝えるよりは、濁しておくのが無難でしょう。相手が落ち着いた頃に、可能なら直接会ってお詫びを伝え、お祝いを渡しましょう。
なお、ドタキャンは招待した側にとっては大変な迷惑であり、失礼な行為です。会場によって多少異なりますが、10日を切ったら料理や飲物、引出物などのキャンセルができなくなることが多いので、欠席でも先方にはお金が掛かっていると思って間違いありません。ご祝儀は出席した場合と同じだけ渡すべきでしょう。