「空気を読む」のも体感覚のひとつ
誰かの影響ではない「本当の自分の望み」を体感覚で感じてみよう
傷ついた経験から体感覚を閉ざす。これが3番目の理由です。体感覚は、例えば「顔や言葉では優しくても何か意地悪な意図がある」など、とても繊細な情報をキャッチしてしまうので傷つきやすいのです。
感覚を閉ざすことは「本来の自分」ではなくなること。自分らしい自分を捨ててしまったら、本当に自分にぴったり合う人とめぐりあうのは難しいはずです。傷つくのが嫌だからと感覚を閉じてしまうのではなく、傷ついても揺れても、しなやかに立ち上がれる方法を身につけることが重要なはずです。
体感覚を使っていくと、自分が本当は何が好きで何が嫌いか。そんなことにも気づくことができます。親や世間の影響で夢や好きなことを差し替えて生きてきた人も、「自分の本当の望み」に気づきやすくなります。
人生の壁にぶつかったとき、本やWebなど外から情報を取り入れて学ぶのもいいけれど、人は本来、自分のなかに答えを持っているものです。その答えに辿りつくにも体感覚は必要です。体感覚を解放していくとワクワクにも繋がりやすくなり、自分の魅力にも気づけますよ!
次回は、「体感覚」の磨き方についてお話しします。