自分と向き合うこと
日々の生活のなかに、ひとりで自分のことを想う時間が必要です
自分の存在すべてを否定すること。自分のことを見なかったことにすること。どちらも、「本当の自分」を無視しています。
大切なのは、自分を否定することではなく
「省みること」なのです。
自分のなかにある、悲しみ、憎しみ、そういうマイナスの感情や、それを感じたできごとと、なるべくひとつひとつと向き合うのです。
ネガティブを否定して、ポジティブになろうとする人がいますが、そうやって自分のなかにあるモヤモヤを無視するのは、私はお勧めしません。
マイナス感情をいつまでも引きずるのは、確かに良くないことです。でも、マイナス感情と、それにまつわるできごとに、自分を成長させるヒントが隠れているので、悲しみや憎しみを無視してはいけないのです。感情の記憶に蓋をして置き去りにしてしまうことは、成長のチャンスも逃すことになります。
「あのできごとで、なぜ悲しかったのだろう」
「あの人のあの言葉に、なぜ怒りを感じたのだろう」
モヤモヤしたところに、自分のトラウマや、クリアすべきヒントが隠れています。そして、それらを一つひとつ丁寧にクリアしていくことで、経験の輪を閉じるのです。
運命の人と出会うために必要なのは、
「自分と向き合うこと」と「そこから学び成長すること」です。
そうして出会った運命の相手とは、喧嘩をしても、意見が違っても、ちゃんと話し合えば、お互いの欠点を補い合える……そんな、素晴らしい関係になれるのです。
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