ただ、大勢の人が参加する打ち上げ花火大会は、事前に準備をしていかないとなかなか思うような撮影はできにくいもの。そこで花火大会の撮影を成功させるための場所選びのポイントをご紹介しましょう。
花火撮影は場所選びがすべて
打ち上げ花火は見る場所によって様々な見え方に変化するもの。撮りたいイメージに合わせた場所選びをしたいもの。
打ち上げ花火大会の撮影は、場所選びでほとんど決まってしまうと言っていいくらいどこで撮影するかがポイントとなってきます。たまたま訪れた場所が見晴らしがいいところだったというラッキーな場合もありますが、事前に準備なしで訪れているだけではなかなかベストショットを撮影するには至らない、というのが実情です。
花火大会によっては、建物など視界を遮るものが多い場所で見学することになるものもあります。このようなベストポジションが限られた会場は特に撮影場所の選定は大事です。
それでは、花火をきれいに撮れる場所の見つけ方を順に解説していきます。
打ち上げ場所を基準に選ぶ
打ち上げ前には、開催を知らせる昼花火が上がる。この昼花火の打ち上がる場所で花火の見え方を把握するのもよい。
まず最初に把握しておきたいのが、花火の打ち上げ場所。打ち上げ場所がわからなければ、花火を見学場所からどれくらいの大きさで見ることができるのかがわかりません。
花火大会のプログラムなどには、会場周辺の地図が載っていることが多く、打ち上げ場所も明記されています。どこから花火が上がるのかがわかれば、自分の居場所からどのように花火が見えるのかがある程度予測できます。
打ち上げ場所を基準に撮りたいイメージになる場所を探すのがポイントです。打ち上げ場所から離れて花火を遠目に見るように写すのか、出来るだけ間近に迫力ある写真にするのかでも撮影場所は変わってきます。
自分のイメージを思い描き、その絵になるためには打ち上げ場所からどれくらいの距離であればいいのかということから計算してみるのがいいでしょう。
次のページで引き続きポイントを紹介していきます!