おねしょは親の心を鍛えるものだと考えてみる
おねしょがなかなか治らない子どもほど、大物だという説があります。坂本龍馬は14歳頃までおねしょをしていたのだとか。「もう○年生なのにおねしょが治らない……」と思うより、「おっ、これはますます大物になるぞ」と自分(親)に言い聞かせましょう。少しは心が軽くなるはず。おねしょは子どもの問題ではなく、親の精神を鍛えてくれる出来事だと捉えるのです。
しかし、夜尿症という病気の場合があります。小学校高学年になっても月に数回や低学年で毎日あるという場合は、病院で一度相談されたほうがいいようです。
寝る前の「お話」でおねしょ予防
子どもがまだ幼稚園や小学低学年の場合に試してみるとよい方法です。毎回叱り続けて、治るものなら叱ればよろしい。しかしそれは逆効果。これは幼稚園の園長先生が教えてくれた話ですが、夜寝る前に、背中をオイルなどでマッサージしながら、あるお話を聞かせるのだそうです。
「昔々、動物たちが広い野原で仲良く暮らしていました。その野原には大きな川が流れていました。ある時うさぎさんがその川に落ちてしまいました。けれども、そこにくまさんがやってきて助けてくれました……」と、順番に動物が川に落ちるのですが、ほかの動物が助けてくれる、というお話をするのだそうです。お話の最後は、「みんな助かって仲良く遊びました」と締めくくります。
このお話をすると、その日の夜はおねしょをする確率が低くなるそうで、実際友人のところの男の子(6歳)もこの方法で、その日の夜はおねしょをしないのだとか。
不思議な対策方法ですが よかったらお試し下さい。