日本に一時帰国した際のおみやげに買うようにしている「孫の手」
家に来る外国人の友人に好評なのが孫の手。使い方を教えると、みんなここぞとばかりに背中を掻いて帰ります(笑)。
そして二度目に遊びに来ると、「スティック(孫の手)はどこ?」と聞く人まで。背中って万国共通でみんな掻きにくいんだと実感しました。こういうシンプルで便利なものが、外国ってないんですね。
なので、気に入った人には、日本に一時帰国した際のおみやげに買うようにしています。
ちなみにこちらの孫の手は、海外に住むことを決めた時に、渡航前に母と旅行に行った箱根で買いました。
小さい頃は身体が柔らかい方だったのに、いつの間にかカチコチになり、自分で思うように背中が掻けなくなり、「悪いけど、背中掻いて~」といい年をしていつも母に頼んでいた私。
でも離れて住むということはそれも自分でなんとかしなくてはいけないわけで、母に「これ、必要なんじゃない?」とお土産屋さんで言われ、それもそうだなと思い、買いました。
なので私にとっては「孫の手」と言うより「母の手」なんです。いっしょに海を渡って3カ国目。「はこね」の文字もだいぶ薄くなりました。