大自然の真っ只中!上川国道でディープな北海道を満喫
上川国道(国道273号)は、十勝平野の中心地、帯広市から北上する国道です。北上すると十勝の田園風景になりますが、糠平温泉を過ぎると店も民家も全くない、北海道らしい大自然の真っ只中。途中、三国峠で視界が開け、今通ってきた大自然を一望する事が出来ます。こんな良い意味で未開の地ですが、知る人ぞ知るディープな観光名所があるのが北海道の凄い所。温泉好きに知られる幌加温泉や大雪高原温泉には宿泊施設もありますし、知る人ぞ知る自然の中の露天風呂「岩間温泉」もある、お勧めのドライブルートです。
また、廃止された旧国鉄士幌線のアーチ橋梁群が北海道遺産に指定されており、中でもタウシュベツ川橋梁はフルムーンパスのチラシにも登場した程、鉄道ファンには有名。普段は糠平湖に沈んでおり、冬の渇水時期のみ全景を現します。夏は湖水の量によって、一部が見えるか見えないかという感じですが、国道沿いの展望台を訪れる人が絶えません。
なお、上川国道には夜行性の鹿が多発しますので、特に夜間は衝突を防ぐ為にも、スピードは控えめにしましょう。
■上川国道(国道273号) データ
URL:http://info-road.hdb.hkd.mlit.go.jp/kisei_cyu05.htm