簡単トイレリフォーム
1回流すたびに、牛乳パック8本分の節水をする便器
さて、家のトイレ。1日に何回使うか考えてみましょう。例えば4人家族がそれぞれ1日2回使ったとすると1週間で56回。意外に多いことに気づきます。お休みの日を考慮すればもっと多く使うことになるでしょう。
よく聞く節約技に、タンクにペットボトルを入れるというのがありますが、これはNG。便器の汚物を流す水量は計算されているのですから、そのような方法では、排水管を詰まらせる原因になってしまいます。
節水はもちろんのこと、跳ね返りを低減させる水面調節スイッチなど最新の機能搭載
従来品より奥行きが10cm小さいので広く使える(ネオレストハイブリッド/TOTO)
そこで、最新型の便器をチェックしてみると、そこで注目すべきはその水量です。例えば上の写真の新型エコ便器は形もすっきりしていて掃除もしやすそうですが、この便器が1回に流す水量は5.5L。
古いタイプの洋式便器で10L、節水タイプの便器で8L、同じタイプの一体型便器なら今までは13Lだったので、最新型なら1回流す毎に牛乳パック8本分近くの水が節約されることになるわけです。
これを家族4人で試算してみると、1年間での節水量はなんと浴槽(180L)×274杯分。これも、少ない水量で大きなパワーを出すという技術が格段に進化したからです。最新型のエアコンや冷蔵庫は電気代が安いというのと同じように、最新型の便器は水を余り使わないというわけですね。
この水量は便器の品番によって変わります。カタログにはこの水量表示がしてありますのでよくチェックしておきましょう。便器は選び方次第で、エコ&節約に大きな差が出るのです。
また、女性には気付きにくい男性の使い勝手に焦点を当てた便器選びについては、下記でお話ししていますので、是非ご覧になってみて下さい。
■リフォームで注意! 男と女で違うトイレの使い勝手
次のページも、ラクしてエコ&節約の技、簡単トイレリフォームのご紹介。「一見同じ、でも選び方でラク&エコに大きな差が出る!」 です。
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