携帯代金の滞納記録でローンが組めない!?

携帯電話・スマホ料金の月々の支払に、本体代金の分割払いが含まれることで、クレジット契約、つまりローンの一種であるという自覚がないまま利用する方が増えている様なのです。

この結果、携帯電話の支払を滞納した記録が、後々、住宅ローンを組めなくなってしまう原因になってしまう、というケースが出て来ているというのです。

実際、こういった例が増えているようで、政府広報のウェブサイトでも「携帯端末代を分割で支払っている場合の滞納にご注意ください あなたの信用情報に傷がつくおそれがあります」と題した記事が2013年1月に掲載されており、注意を呼びかけています。

通話料金と同じ様な感覚で安易に支払を滞納させてしまい(もちろん通話料金もきっちり期日通りに払うべきものですが)、信用情報を悪化させてしまっている、ということが言えるのではないでしょうか。


支払や滞納の履歴が、あなたの信用情報として蓄積されていることを知ろう

携帯電話の分割払いは広く普及し、一般的なものになりましたが、その反面、それがローンであるということを自覚しにくいようです。また、携帯電話の代金は通話料と同時に請求されるため、利用者がそのことに気付かず、自分が支払っているのは通話料だけだと勘違いしている可能性もあるでしょう。
さらに、日本では信用情報というものがそれほど一般的ではないため、支払や滞納の履歴が記録に残ってしまうという意識が希薄なのかもしれません。
しかし、ちょっとした不注意や勘違いが理由だとしても、滞納の事実は記録に残ってしまいます。


将来のローン審査に悪影響を及ぼすことも

冒頭で述べたように、金融機関やローン会社は、信用情報を審査の参考にしています。審査の基準は会社によって異なるので一概には言えませんが、過去の返済履歴というのは、最も重要な項目の一つです。これまでの返済履歴を見ることで、その人に返済能力や計画性があるか判断できるからです。

一度の延滞がそれだけで大きな影響を与えるとも言い切れませんが、審査においてマイナスの要因となることは事実です。クレジットカードの審査が通らなくなるかもしれませんし、住宅ローンなどを組む際に金利などの条件面が不利になるかもしれません。最悪、審査に通らないということも十分考えられます。

信用情報は基本的に、契約が終了してから5年間保存されます。このため、携帯電話契約の場合特に注意が必要です。携帯電話の支払は基本的に2年間となっているので、分割払いも2年契約で終了するスケジュールに最初からなっているのです。
ですから、1回でも支払が滞ると、その記録が携帯契約終了後の5年間残ってしまいます。

つまり、安易な滞納は、将来にわたって悪影響を及ぼすのです。分割購入は便利ですが、しっかりと確認・理解した上で利用すべきです。また、毎月の支払についても、「後から払えばいい」と安易に考えるのではなく、期日通りに払っていくべきと言えるでしょう。

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