ちょっと休憩! 頭の体操【肩こりクイズ編】
気分転換に肩こりクイズでプチ力試しをしてみましょう
ちょっとした肩こり知識の整理にもなるかと思います。メモ用紙とペンを用意して、ささっと答えをメモしてみてください。問題数は、頭が疲れない6問です。後半では、サっと読める解説がありますので、「試験みたいでイヤだ~」なんて思わずに、気楽にチャレンジしてみてくださいね!
ひとことで答えられる肩こりクイズ
ひらめきで答えてみてください!
問題1. 右肩にかばんをかける習慣のある人が注意するべきことは?1. すこしずつ左肩にもかばんをかけるようにする
2. 右肩にかばんをかけることはやめ、左肩にかけるように変える
3. 習慣を変えず、そのまま右肩にかける
問題2. ハイヒールを履くと肩こりになる?
1. 肩こりになる
2. 肩こりにならない
3. 肩こりになる人とならない人がいる
問題3. 腹筋と背筋の働きがアンバランスになると姿勢が乱れ肩こりに影響します。姿勢維持のための腹筋、背筋のバランスは?
1. 腹筋も背筋も同じ比率でバランスを保つことができている
2. 背筋7:腹筋3の割合で直立姿勢を保つことができている
3. 背筋1:腹筋9の割合で腹筋のパワーがとても重要である
問題4. 肩こりの筋肉の凝り固まった部分をほぐすには?
1. 凝り固まった部分を力いっぱいほぐし、痛みが強いほど効果が得られる
2. 気持ちが良い程度の力でほぐすと効果的である
3. 凝り固まった部分を氷で冷やすとよい
問題5. 頭を少し前に倒した状態での首スジの筋肉への負担は?
1. 10倍の負担がかかる
2. 10倍以上の負担がかかる
3. 2~3倍程度の負担がかかる
問題6. 肩こり予防のためにやるべきことは?
1. 仕事をやめる
2. パソコンやスマートフォンをいじらない
3. なるべく筋肉を動かし、同じ姿勢をとり続けないようにする
気になる正解はこちら!
スムーズに回答できましたか? 答えについての簡単な説明です。今後の肩こり予防への知識として、頭の片隅に入れておいていただければと思います。問題1. 右肩にかばんをかける習慣のある人が注意するべきことは?
1. すこしずつ左肩にもかばんをかけるようにする
右肩だけにかばんをかける習慣があると、その状態で姿勢を保持しようと、日々同じ筋肉に負担がかかりやすくなります。その結果、体のあちらこちらで、筋肉のコリが発生して、姿勢的なバランスを崩すことに。急に左肩にかばんを掛け変えると、使い慣れていない筋肉が悲鳴をあげるかもしれません。少しずつ慣らせていき、左右バランスよくかばんをかけられるように調整していきましょう。
問題2. ハイヒールを履くと肩こりになる?
3. 肩こりになる人とならない人がいる
ハイヒールを履いた時に、猫背のような姿勢になり、ひざがを少し曲ってしまう人がいます。その状態で歩く人は、肩こりや背中、腰の筋肉の張りが生じる可能性大です。腰に違和感が出るという人も。腹筋、殿筋、ふくらはぎの筋力がしっかりしていて、そのバランスがとれていると、ハイヒールを履いても腰や肩こりへの影響は少なくて済みます。
きれいな姿勢を維持できると肩こり予防にもつながります
2. 背筋7:腹筋3の割合で直立姿勢を保つことができている
鍛えやすい腹筋よりも、背筋の割合が大きいのです。背筋は、体を起こす時に重要な働きをするため、疲労してパワーが減少すると、シャキっとした姿勢がつらくなり、背中がまるくなるような姿勢になってしまいます。すると、肩こりの筋肉へも悪影響が及びます。
問題4. 肩こりの筋肉の凝り固まった部分をほぐすには?
2. 気持ちが良い程度の力でほぐすとリラックスできる
肩こりの硬くなった筋肉をほぐすのに大切なことは「リラックス」した状態であること。力いっぱい痛いくらいの圧し方をすることで、逆に体が緊張し肩に力が入ってしまうことも。心地良く感じることが大切です。また、冷やすだけでは血流が悪くなり、肩こりを強めることになりかねません。
問題5. 頭を少し前に倒した状態での首スジの筋肉への負担は?
3. 2~3倍程度の負担がかかる
デスクワークや調理、何か作業をするときなど、頭を前に傾ける機会はとても多いです。その時、肩こりを代表する筋肉(僧帽筋や肩甲挙筋など)にかかる負担は、通常の2~3倍といわれています。直立でいる時よりも、頭を支えるために頑張らなくてはなりませんので、既に肩こりがあり、筋肉のパワーが減少している人は、デスクワークなどで肩こりを強めることに繋がる恐れがあります。
問題6. 肩こり予防のためにやるべきことは?
3. なるべく筋肉を動かし、同じ姿勢をとり続けないようにする
「1. 仕事をやめる」という人もいるかもしれませんね。仕事関係のストレスが肩こりに大きな影響を与えているケースでは、仕事をやめることで緊張感から解放され肩こりがやわらぐこともありますが、生活もあるため現実的ではありませんね。パソコンやスマートフォンの無い生活を送ることも難しい、という人がほとんどだと思います。こうした状況の中で、ストレス緩和やパソコン疲労を予防する意味でも、同じ姿勢をとらないように心がけ、肩甲骨のみならず、なるべく全身を動かすことが理想的です。