日本にもある「アートフェア」
昨年のアートフェアの様子 レントゲンヴェルケ(東京)
大阪や東京といった日本だけでなく海外からもギャラリーが集まり、ギャラリーによって作品の個性が異なるので、自分の好みのものを探してみましょう。展示の仕方も、いろいろあって楽しいですよ。
部屋の壁に絵画作品、というだけでなく、バスタブの中やベッドの上に立体作品が置かれたり、テレビではなく映像作品が流れていたり。「ステキ! 私の家にも作品があったらいい!」と購買意欲もかき立てられるはず。
2013年の「ART OSAKA 2013」の見どころ・買うポイント
昨年のアートフェアの様子 studio J (大阪)
―――「ART OSAKA 2013」の見どころを教えてください。
「52件の現代美術ギャラリーが一堂に集まり、自宅に似たようなホテルの客室空間で展示されることです。ART OSAKA 2013の特徴は、高値で取引されるようなスター作家よりも、関西のローカルなアートシーンをご紹介したり、今後活躍が期待されるcutting-edgeな作家の作品が見ることができる/買うことができることだと考えています。
美術や現代美術に興味があっても、普段ギャラリーにあまり足を運んだことがない、敷居が高そうで入りにくい、と思っているビギナーの方にぜひ来ていただきたいです。」
ホテルが取り組む「アートでねむる」プロジェクト 宮田雪乃作品「piece of hukei」 ドライポイント 79×107cm 2012
―――お財布にどのくらいお金を持っていけばいいですか?
「ART OSAKA 2013の出品作は数万円から十数万円の作品が中心です。クレジットカードが使用できるギャラリーは限られていますが、後日お振込いただくこともできます。」
―――絵や写真などどういうものが並んでいますか?
「ギャラリーの白い壁、白い床の空間とは異なり、ホテルの客室は普段の生活空間に近い環境ですので、実際のお部屋に作品を飾ることをイメージしやすいでしょう。作品としては、絵画や写真、版画、小さめの立体物、映像作品(DVD)が中心です。インスタレーション(平面や立体、映像などを組み合わせた空間を楽しむ作品形態)に挑むギャラリーも少なくありません。」
8月には、名古屋でもアートフェア「ART NAGOYA 2013」が開催されます。
アート作品、「見る」だけではなく「買って」みませんか?
【イベント情報】
「ART OSAKA 2013」
日程:2013年7月20日、21日
会場:ホテルグランヴィア大阪
URL:http://www.artosaka.jp
「ART NAGOYA 2013」
日程:2013年8月10日、11日
会場:ウェスティンナゴヤキャッスル
URL:http://artnagoya.jp/