インタビューを終えて
ということで、読んでいただいても分かるとおり、13歳とは思えない礼儀正しさと大人びた口調なのだ。この年齢で、ここまでの音楽性と認識力。一方で、笑顔が本当にかわいい少年。今後どこまで音楽の高みを上っていくのか、ますます楽しみに思ったのでした。最後に牛田智大くんの今後のコンサート情報とプロフィールを。
牛田智大くん、コンサート情報
■牛田智大 ピアノ・リサイタル日時:2013年9月7日(土)14:00開演
場所:東京オペラシティ コンサートホール(東京・初台)
曲目:
リスト『パガニーニ大練習曲より 第6番「主題と変奏」』
シューマン/リスト『献呈』
シューベルト/リスト『「白鳥の歌」“セレナード”』
ショパン『バラード第3番』
ショパン『前奏曲より 第15番「雨だれ」』
ほか
牛田智大くんプロフィール
1999年10月16日生まれ。生後すぐ、親の転勤に伴い上海で育つ。幼少時よりピアノに関心を強く持ち、3歳より習い始める
ユンディ・リ、ラン・ランら世界的に活躍する中国人ピアニストに影響を受けたという
2005年4月(5歳)、第2回上海市琴童幼儿鋼琴電視大賽年中の部第1位
小学校入学時に帰国
2008年1月(8歳)、第9回ショパン国際ピアノコンクールin ASIA 小学1.2年生部門 アジア大会金賞第1位
2009年1月(9歳),第10回ショパン国際ピアノコンクールin ASIAコンチェルトA部門 大会部門史上最年少でアジア大会金賞第1位
2009年3月(9歳)、東京ニューシティ管弦楽団と共演
2009年4月(9歳)、横浜開港150周年記念コンクール 小学生部門 第1位及び特別賞
2009年9月(9歳)、ピアニスト ラン・ラン氏自身に選抜され公開レッスンを受講
2010年1月(10歳)、第11回ショパン国際ピアノコンクールin ASIA小学3.4年生部門 アジア大会金賞第1位
2010年3月(10歳)、第2回国際ヤングピアニストコンクールC部門第1位
2011年1月(11歳)、第12回ショパン国際ピアノコンクールin ASIA大会コンチェルトB部門 大会部門史上最年少でアジア大会金賞第1位
2012年1月(12歳)、第13回ショパン国際ピアノコンクールin ASIA 大会コンチェルトC部門第1位(大会部門史上最年少)
2012年2月(12歳)、第16回浜松国際ピアノアカデミー最年少合格による受講
同ピアノアカデミー・コンクールで第1位(史上最年少)
2012年3月(12歳)、『愛の夢~牛田智大デビュー』日本人クラシックピアニストとして史上最年少の12歳でCDデビュー
2012年7月(12歳)、東海テレビ・フジテレビ系全国ネット 昼ドラ「ぼくの夏休み」メインテーマのピアノ演奏を担当
2012年10月(12歳)、「リヒテンシュタイン~華麗なる侯爵家の秘宝」展 公式テーマ曲を作曲
2013年6月(13歳)、セカンドアルバム『献呈~リスト&ショパン名曲集』をリリース