貯蓄額は年収に比例するとは限らない!

貯蓄の多い少ないは、収入に完全に比例するものではありません。収入が多いから貯まる、収入が少ないから貯まらない、というわけではないのです。

収入が多くても貯まらない人はたくさんいますし、収入が少なくても貯まる人はたくさんいます。また、几帳面な性格でなくても、貯まる人もいるのです。

では、「貯まる人」と「貯まらない人」とは、いったい何が違うのでしょうか?今回は決定的な違いを3つお届けします。

1. お金の使い方が「身の丈」に合っているか

収入の多い少ないではなく、実は、「お金の使い方が身の丈に合っているかどうか」が、一番のポイントです。

1年間で手取り300万円のAさんと、1000万円のBさんがいたとします。Aさんが身の丈にあわせて、250万円の出費に抑えれば50万円貯まりますが、身の丈以上に350万円の出費をしてしまうと、50万円の赤字になります。またBさんは、900万円の出費なら100万円貯まりますが、身の丈以上に1100万円の出費をしてしまうと、100万円の赤字になるわけです。

年収が低めの人は「出費を抑えよう」という意識が働くケースが多いですが、年収が多い人は、あらゆる出費が多めになり、トータルの出費も上がりがちです。お金がたくさん入ってくる余裕から「貯蓄」の意識が薄れ、いつの間にか全部使い切ってしまうケースが多いので、注意が必要です。

まず、自分の収入を把握し、「貯蓄を確保できるだけの出費にとどめる」ことを意識しましょう。そうして身の丈にあったお金の使い方をすると、「貯められる人」になれるのです。

2. 先に貯蓄か、あとに貯蓄か

貯まる人は「先に貯蓄を確保して、残りで生活する」、貯まらない人は「先にお金を使って、余ったら貯蓄する」という傾向にあります。

ぜひ「先に貯蓄を確保する」ことを意識しましょう。収入を全部使いこんでしまわないように、勤務先に制度があれば財形貯蓄を始める、銀行で自動積立を始める、お給料が入ったら一部を別の口座に移す――どんな方法でも構いません。「先取り貯蓄」をする仕組みが大切です。

3. 出費を「トータル」で考えられるかどうか

毎日のちょっとした出費が、積もり積もって1カ月あたり数万円になっていることも多々あるのではないでしょうか。毎日、なんとなくコンビニに寄って500円程度使っていると、1カ月間で1万5000円、1年間で18万円もの出費になります。18万円あれば、海外旅行にも行けちゃいますよね。

例えば、資格の勉強はお金がかかったとしても、長い目でみたら自分の成長につながり、収入アップの可能性もあります。そのほか、4カ月に1回、1万円のエステに行くのが好きな方は、1年間で3万円です。またそれでがんばろうという気持ちになるのであれば、1年間で3万円はお安いともいえます。

つまり、1回1回の支払金額ではなく、1カ月単位、1年単位、10年単位など、長い目で見て「その出費は意味があるのか?」と考えてみることがポイントです。無駄な出費を防ぎ、ときには収入アップにもつながって、「貯まる人」に近づけるのです。

いかがでしたでしょうか? 以上3つの、貯まる人・貯まらない人の決定的な違いを意識して、今日から「貯まる人」をめざして進んでいってくださいね!

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