いきなり貯め始めるのはNG!

なんとなく「お金を貯めたいな」と思って、いきなり節約をがんばって、貯めはじめようとしている人はいませんか?

自分にとって大切なものを我慢していたり、削れるところで削れていなかったり、そもそも自分の気持ちとズレていたりなど、間違った方向に貯めているかもしれません。

そこで今回は、貯めたいと思った時に、貯める前にやりたいことを7つ、お伝えします。
いきなり貯め始める前に、やることがあります!

いきなり貯め始める前に、やることがあります!

 

1:「なぜ」貯めたいのかを考えてみる

「貯めたい」というそのココロは、「お金がないと不安だから」といった漠然としたものから、「いつか海外旅行に行きたいから」などと具体的なものまで、実にさまざま。さて、あなたの場合はどうでしょうか。

なぜ「貯めたいのか」と自分の心に深く問いかけ、突き詰めて考えることで、貯めることの必然性を見つめ直すことになります。貯めることへのモチベーションがアップしますよ。いざ貯めはじめてから、挫折することもぐっと減るはずです。
 

2:「いくらくらい」貯めたいかを考えてみる

お金は、貯めるだけでなく、好きなものに使うことも、もちろん大切です。そのバランスを取るには、貯める「金額」を具体的に考えることが大事。

「不安だから貯める」という場合は、何円くらいあれば安心なのでしょうか。「海外旅行をしたい」なら、何円必要なのでしょうか。だらだらと貯めていても、目標は達成できません。具体的な金額を考えることで、目指す方向がはっきりと見えてくるはずです。
 

3:「どれくらいの期間で」貯めたいかを考えてみる

具体的な目標金額が決まったら、それをどれくらいの期間で貯めるつもりかを考えてみましょう。1カ月以内? 1年以内? それとも5年以内?

1年以内に100万円貯めたいと思ったら、8万円×12カ月=96万円になるので、月々8万円以上貯める必要があります。もし、ボーナスが出る方なら、ボーナスから30万円くらい貯めるとすると、残りの70万円を12カ月で貯めればいいので、月々貯めるお金は6万円ほどになります。

このように、具体的なゴールを設定することで、1カ月あたりにどれくらいのペースで貯めていくべきかが見えてきますね。
 

4:自分にとって「譲れない出費」を考えてみる

月々の貯めるペースがわかっても、ここでいきなり貯めはじめてはいけません。自分にとって「譲れない出費」というものが必ずあるはずです。これを削りすぎてしまうとストレスがたまって、「貯蓄はいいや」と投げやりに……。せっかくの意気込みも台無しになってしまいます。

例えば、食材へのこだわり、ファッション、メイク、エンタメ、旅行、スポーツ、車、子どもの教育……さまざまな出費があるかと思いますが、あなたが譲れないものは何でしょうか。

またそれは、どれくらい必要度が高くて、1カ月あたりどれくらいのお金がかかるものでしょうか。1番目の「『なぜ』貯めたいのか」という内容と比べて、さらに大切なお金だとしたら、無理に削る必要はないですよね。
 

5:自分にとって「削れる出費」を考えてみる

出費のうちで、今度は優先順位の低いものを考えてみましょう。「なんとなく買ってしまう」「ついつい買っている」「実はあまり記憶に残っていない買い物」という出費はありませんか?

「夕飯をつくれるはずなのに、最近深く考えずにテイクアウトを買ってくる頻度が高くなった」「食材を多めに買いすぎて腐らせてしまう」「洋服を買いすぎて、あまり着ていないものがある」などがないか探してみましょう。実はそこが「削れる出費」になります。

また、日々のレシートを取っておいて、2週間分くらいをまとめて眺めてみると、「意外にココは削れるかも!」という出費が見つかりますよ。また、ネットショッピングも増えていると思いますので、アマゾンや楽天、Yahoo!ショッピングなど、よく使うECサイトの購入履歴を2、3カ月分くらい確認してみるのもおすすめです。
 

6:「固定費」の無駄を探してみる

月々必ず出費がある、いわゆる「固定費」についても確認しましょう。スマホ代の中身をチェックすると、実は削れるところがあるかもしれません。月謝を払っているけれど、実はあまり通っていないような(またはあまり意味を感じられていないような)習い事やジムなどはないでしょうか。動画コンテンツサービスなど、以前申し込んだけれど、実はもう利用していないものは?

銀行の通帳やクレジットカードの支払い明細を見ながら、チェックしてみましょう。
 

7:「貯める場所」を考え、準備する

さて、いよいよ貯める準備が整ってきました。ただし、給与振込口座にそのまま貯めていくのは危険です(特に、貯蓄初心者の方は要注意! 残高が増えて、うっかり使いこんでしまう可能性が大!です……)。

「貯蓄」だとハッキリわかるように、別の口座に貯めるのがオススメです。勤務先に財形貯蓄制度があれば申し込むか、自動積立定期預金を利用するか、別の銀行口座を作ってそちらに貯めていきましょう。「貯める場所」を準備したら、自動的に貯める仕組みを導入! 

財形貯蓄も自動積立定期預金も、まさに自動的に貯められますし、一部のネット銀行では、大手銀行や地方銀行から、毎月一定の日に自分が決めた金額を手数料無料で移してくれる「自動入金サービス(名前は銀行によって異なります)」もありますので、ぜひ検討を。

以上、「貯めたい」と思った時に、貯める前にやりたい7つのことをお伝えしました。この7つのステップを順に進めていくとスムーズですが、順番が少し前後しても、大丈夫。貯めたいと思っている方は、ぜひこの7つにトライしてみてくださいね。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。