好業績で上場来高値更新中

2013年第1四半期は25%増収、39%増益と高成長

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2013年第1四半期(1~3月期)の同社売上高は2億2990万米ドルで前年同期比25%増でした。同社は第4四半期に売上が減少する傾向にあるのですが、その10~12月期に比べて36%増でした。 純利益額は前年同期比39%増の7310万ドル、 1株利益あたり50セントでした(前年同期は38セント)。調整済EBITDA利益は前年同期比30%増の1億930万ドルであり、売上高の48%に相当します。

それ以前の4四半期分の売上高成長率は古い順に(2011年第4四半期~)+23.1%、+16.5%、+17.6%、+22.9%と続いてきました。同期間の1株利益は、+0.0%、-4.7%、+4.5%、+20.8%の各増減率でした。2013年第1四半期は比較的強めの成長となり、勢いが加速している模様です。株価もそれを好感して上場来高値更新街道に入っています。

コスト構造は(第1四半期ベース)、まず粗利益率段階で98%以上残る形です。そして販売およびマーケティング費用は売上の34.5%、人件費などの一般管理費 9.8% 、研究開発費12.5%がそれぞれかかり、営業利益率段階で38.4%が残りました。

モバイルやスマホに注力。長期的な成長に期待!

モバイル、スマートフォンでのユーザー戦略を最重要視

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地域別売上の過半を北米が占め、次に英国が続きます。ただマーケットとして最も伸びているのがアジア太平洋と南米の新興国地域であり、特に中国市場の開拓には力を入れている模様です。

広告収入は2つに分かれ、前述のクリック報酬型広告は売上全体の78%を占めます。次にディスプレイ広告が全体の11%を占めます。その他プレミアム会員からの有料料金および顧客の旅行予約手数料も一部あります。

トリップアドバイザーもモバイルやスマートフォンでのユーザー戦略を最重要視しているインターネット企業の一つです。同社は旅行やシティーガイドに関する3つのモバイルアプリケーションを開発しています。これらのダウンロード数は今年第1四半期に3600万を数え、前年同期に比べて2倍となりました。そしてスマートフォンとタブレットからの同社サイトへの月間訪問者数は6200万人となり、前年同期比4倍増でした。

なお、米国で高いシェアを持っているサムスン社製のスマートフォン「Galaxy S4」モデルに、トリップアドバイザーのアプリがプリインストールされています。

同社は利益率が高く、バランスシートは健全です。そしてモバイルでの収益化に全力を傾けています。スマートフォンやタブレットの普及は始まったばかりで、市場の成長は初期段階にあり、同社の業績も長期的に高成長が期待できるところです。

参考:グローバルグロースレポート

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