ジャン・ポール・ベルモンドの男っぽい色気が魅力的
■作品名リオの男
■監督
フィリップ・ド・ブロカ
■主演
ジャン・ポール・ベルモンド、フランソワーズ・ドルレアク
1064年に公開されたフランス映画「リオの男」はアクション満載の、コメディ映画です。
■おすすめの理由
物語は……
休暇を取ってパリに、婚約者アニュス(フランソワーズ・ドルレアク)に会うために遊びにきた
航空兵アドリアン(ジャン・ポール・ベルモンド)。
パリでは、博物館でアマゾンの小さな像が盗まれるという事件が起り、この小像の秘密を知る
アニュスは男に誘拐されてしまう。
その現場を目撃した、アドリアンは、とっさに男の後を追い飛行機に乗り込み、リオへ……
緊張感のなかにもズレている雰囲気があって、それがおもしろい。
フランス映画に想像される、オシャレな雰囲気ではないのですが、とにかく、婚約者を追って、
陸へ、海へ、空へとどこにでも追いかけていくジャン・ポール・ベルモンドの、コミカルなアクションが
とてもいいんです。
彼はゴダール監督の作品で有名になりましたが、ボクサーを目指していただけあってスタント無しでアクションをこなしています。
この映画は、きっとやりたかった役なんだろうな~と思わせます。
アラン・ドロンと人気を二分したスターですが、
整った容姿のアラン・ドロンと比較するとユニークな風貌。
でも男っぽい色気があって、とても魅力的です。
こういうフランス映画もいいですよ!