紋織から絣に至るまで、多彩に織られるのが、首里織の魅力
■体験プログラムの名称:首里織体験工房(那覇市伝統工芸館)14~15世紀の琉球王国では、東南アジアや中国と盛んに交易を行っていました。その時伝えられた織物は、長い年月を経て沖縄の気候風土に育まれ、様々な個性を持つ琉球織物が生み出されました。
その中でも、首里王府の城下町として栄えた首里では、王府の貴族、士族用に色・柄ともに究極まで追求された、格調の高い、悠々として麗美な織物が織り継がれたのです。それが「首里織」です。
紋織から絣に至るまで、多彩に織られるのが、首里織の特徴です。
那覇市伝統工芸館における首里織体験の工程は、下記のとおりです。
- 足元にある2本の踏木を交互にふみかえながら、ヨコ糸を織り込んでいきます。ヨコ糸を通じて1回、 踏木をかえて2回、糸の引き加減がポイントです。
- 花綜絖を使って模様を出す。
- 完成!
リズムをつかむのがコツです。慣れてくると楽しみながら織物ができます。
この体験の良いところは、那覇市の中心部、国際通りのど真ん中にあり、交通の便がとても良いことです。
また、首里織のほかにも、琉球ガラスや壷屋焼き(やちむん)、琉球紅型に琉球漆器まで、いろいろな体験プログラムがあること。これらの中から、お気に入りの体験を選ぶことができます。
観光の合間にちょこっと体験をして、素敵な思い出を作ることができますよ。
■那覇市伝統工芸館
・HP:http://www.kogeikan.jp/
・住所:沖縄県那覇市牧志3-2-10 てんぶす那覇2F
・電話番号:098-868-7866
・営業時間:10:00~11:00、13:00~16:00
・所要時間・料金:
コースター/60分、1500円
テーブルマット/60分、2500円
ブックカバー/90分、3000円
・アクセス:
モノレール/牧志駅(那覇空港から16分)下車徒歩4分、または美栄橋駅(那覇空港から14分)下車徒歩6分
バス/那覇市内線「三越前」停留所前、または那覇市街線「牧志」停留所徒歩3分