簡単そうに見えて、意外に難しい金花糖の着色体験
金沢銘菓の「金花糖」。有平糖の一種で、煮詰めた砂糖水を鯛や桃、筍など様々な型に流しいれ、冷やして固めた砂糖菓子です。色鮮やかに彩色した見た目に華やかなお菓子で、嘗ては日本全国で作られていたそうですが、
現在では金沢の他、一部地域で作られているのみになってしまいました。
金沢では主に桃の節句に使われる祝い菓子。我が家でも子供の頃はお雛様の横に金花糖が供えられていました。大人になってからは材料が材料なので甘すぎて食べられず、用意しなくなりましたが(実際はそのまま食べるよりも砕いて料理に使います)。
しかしながら、食べる食べないは別として、色とりどりのフルーツや縁起物の食材などを模った金花糖はとても可愛らしく、あるとやっぱり嬉しいもの。
体験では、今では珍しくなった金花糖に自分で色付けしていくことができます。簡単そうに見えて、
意外に難しい金花糖の着色。でも熟練の職人さんが丁寧に教えてくれるので安心してください。
色付けした金花糖は持ち帰ってぜひお雛様の横に。金花糖は季節菓子なので、金花糖の着色体験も桃の節句時期~5月頃まで。興味がある人はこの時期に金沢へお越しを。
ちなみにそれ以外の季節は上生菓子づくり体験になります。
※金沢市より許諾をいただいた写真を投稿しています。
■金花糖色付け体験
住所:金沢市武蔵町13-17
電話番号:076-221-0336
所要時間:約90分
開催時間:13:30~、15:30~
開催日:木・土体験料金:1000円
HP:www.koshiyamakanseido.jp/
※データは記事公開時点のものです。