伝統工芸本郷焼「手びねり&絵付け」体験
国内でも有名な伝統工芸のひとつとしてその名が知られている会津焼き。味わい深い光沢は飴色の釉薬「飴釉」のなせる業です。古くから会津地方の伝統料理、ニシンの山椒漬けを保存する「鰊鉢」は、まさに代表的な本郷焼で、高級感もありながら生活に密着した温かみを感じさせるのも本郷焼の特徴です。本郷焼は使ってみてその価値がより一層よくわかるとも言われ、口当たりのよい湯飲みや茶碗は一度使うと病みつきになります。そんな魅力的な本郷焼を自分で作れるのが「会津本郷酔月窯」です。
ここでは手びねりから絵付けまでを体験できます。500グラムの粘土で二つの作品が作れます。手で土を捏ねると指の疲れがほぐれ、なぜか癒されます。焼くと一回り小さくなるので、厚みをたっぷりともたせ、やや大き目に仕上げます。体験はここまでで、このあと乾燥させ釉薬をつけ素焼き、本焼きの工程を経て、仕上がるのは2か月先。出来上がりをワクワクして待つのみです。
■西田製陶所
・URL:http://www16.plala.or.jp/suigetugama/