柳家わさびさん
Q.落語に出会うきっかけは?
「落研の川上先輩」大学に入学してすぐに、新歓コンパで見た落研の川上先輩(現・春風亭一之輔師匠)が面白かったんですよ。そのときは、落語ではなく漫談をやっていました。確かパンツ一丁でプロレスラーみたいな感じで「うるせー」とか叫んでいて、素人なのにこんなに面白いんだと衝撃を受けました。山から出てきたみたいな子だった私が現実の大学生の凄さに触れた瞬間でしたね。当時お笑いが好きだったので落研(落語研究会)に入り、川上先輩に落語のCDを借りました。それが私にとってのはじめての落語でした。その後、自分で落語のビデオを借りたりして落語にはまっていきました。こわいもの知らずなので、高座に上がらせて頂く事もありました。それまで表舞台に出たことがほとんどなかった分、とても新鮮で楽しかったです。