落語のオチとは?

新編落語の落(さげ)
『新編落語の落(さげ) (1)』(平凡社)
落語のオチを学術的に開設してくれる「落語オチ」の決定版
落語はマクラ、本編、オチの3つで構成されています。最後にどっと沸かせて高座を降りていく瞬間がオチなのですが、そのオチの部分を噺を落とすとは言いません。

舞台や高座を落とすとは言わずに「下げる」と言います。また落語のオチの部分をオチとは言わずに「サゲ」と呼びます。「落とす」「落ちる」では客商売では縁起が悪いので、下げると呼ぶようになったと考えられます。

オチのない落語の演目もある

5分で落語のよみきかせ
『5分で落語のよみきかせ』(PHP研究所) 小佐田定雄(著)
子供向けに作られた落語本ゆえ、オチも分かりやすいものばかり、落語のオチを知るにはうってつけの一冊
すべての落語の演目に面白おかしい、オチがあるとは限りません。面白くないオチどころか、オチ自体がない演目もあります。落語=落し噺(オチがある噺)ということではありません。

落語の定義は、落語家が話すことがすべて、落語であるといえます。つまり、高座上でお客さんに対して、世間話をしても、それは落語なのです。


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