シンガポール植物園の美味しい!?日本語ツアー
150年以上の歴史を持つ植物園でもあります
とは言え、東京ドーム13個分という広大な敷地を回るのは、正直大変。英語もよくわからないから、案内板も良く読めないし……。そんな方にお勧めしたいのが、月に一回、第一土曜日の午前10時から行われている、日本語ガイドツアー。約2時間で、植物園の季節毎の見所を網羅、詳しく解説してもらえます。
甘い香りのパンダンリーフ
でも、シンガポールの植物園の魅力は、それだけではないんです。
ほのかに甘酸っぱい、シンポーエアの実
この日の試食は、ピンク色のかわいいお花、「シンポーエア」。お花に見えるのはガクで、その中央にはザクロのような実がついています。口に入れて噛んでみると、ほのかに甘酸っぱく、さっぱりとした味わい。
ウエストインディアンローカストツリー
美味しい?!ウエストインディアンローカストツリーの実
私も食べてみました。ドリアンのような強烈な香りに一瞬ノックアウトされますが、熟したバナナのような甘みがあって、確かにクセになりそうなお味、と言えない事もないようなあるような……。
この他にも、試食こそなかったものの、シンガポールではサラダに入れて食べる、ミョウガのような味わいだという「トーチジンジャー」や、「フィリピンビワモドキ」など、珍しい食材が色々。食いしん坊の方、「味わえる植物園」、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか?
ただし、みんなの植物園ですから、試食はほどほどに! また、植えられている植物には、毒のあるものもありますし、体質によってはお腹を壊す事もあるので、ガイドツアーに参加する等、必ず植物に詳しい方のアドバイスを受けて、自己責任でご試食下さいね。
常夏のシンガポールですが、季節ごとに見所は変わってきます。ガイドさんは、お年よりや小さな子どもがいると、ペース配分を考えながらお勧めスポットを組み立ててくれているそうで、グループ毎に違う、まさにオーダーメイドのガイドウォーク。見所満載のシンガポール植物園、どんな植物との出会いが待っているのか、お楽しみに!
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■Singapore Botanic Gardens
開園時間:5:00-24:00(無休/入園無料)
住所:1 Cluny Road, Singapore 259569
電話 : +65 6471 7138
Mail : NPARKS_SBG_Visitor_Services@NPARKS.GOV.SG