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エリーのアトリエ ザールブルグの錬金術士2

『エリーのアトリエ』は、主人公エリーが過去に錬金術師に命を助けられたことをきっかけに錬金術アカデミーに入学するところからお話が始まります。お金も知識もない彼女が4年間の学校生活をどうすごすかで迎えるエンディングが変化するシステム。

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エリーのアトリエ ザールブルグの錬金術士2


年齢・性別を問わず遊べる奥深い育成型RPG

『エリーのアトリエ』は、主人公エリーが過去に錬金術師に命を助けられたことをきっかけに錬金術アカデミーに入学するところからお話が始まります。お金も知識もない彼女が4年間の学校生活をどうすごすかで迎えるエンディングが変化するシステム。

アトリエシリーズの第2作ですが、前作『マリーのアトリエ』を知らずともプレイできるので問題ありません。もちろん知っている人はなお楽しめる内容です。

1998年発売当時主流のRPGといえばストーリーはほぼ一本道。プレイヤーに与えられた自由度はキャラクターのパラメータをいかにあげるか、レアアイテムをいくつ入手できるか、武器をいかに強化するか、くらいだったんじゃないでしょうか。

一転、『エリーのアトリエ』はアカデミーに在籍できる年数の縛りのなかで、主人公の学生生活の目的を考えながら動かすゲームです。もともとの目標は人の命を救う錬金術師になることですが、横道も大いに用意されています。強力な爆弾を開発して怪物退治などバトルに興じるもよし、友人たちと交流を深め、ラブラブイベントを発生させるもよし。ぼーっとその日暮らしをしていてもゲームは進行していきます。

しかしこうした横道エンディングを迎えるのにはそれなりに計画性が必要で、(もちろん王道エンディングも容易くないです)なんとなく過ごしていると「なんにもできなかった……」という思いのままエンディングを迎えることになります。

これって、生の学生生活とある程度共通するんですよね。大学4年間、ひたすら勉強したり、バイトしたり、サークルに励んだり。でも卒業間近になると、「この4年間何ができただろう?」と思うような。プレイしていたのは学生時代だったので感情移入もひとしお? ですが、でも大丈夫! 『エリーのアトリエ』はゲームですから何度でもやり直せます!!

とにかくこのゲームはやることが多すぎで、1、2度のプレイでは用意されているイベントやアイテム作成などを到底網羅できません。必然と何度もプレイすることになる、中毒性の高いゲームといえます。一つのゲームにどっぷりハマってプレイしたい人にはおすすめします。

■エリーのアトリエ ザールブルグの錬金術士2
メーカー:ガスト
価格:600円
必要容量:350MB
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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