スカウター機能やHUDも能力アップ

スマートループアイの他に、新たに採用された機能も紹介しよう。ARスカウターモードに新たに採用されたのが、横断歩道予告検知表示。これは、信号の無い横断歩道や自転車横断帯の手前にある道路上の菱形の表示を認識して、音と画像で知らせる機能である。画面で教えてくれなくても、路面を見ていればわかるという意見もあるが、ついつい見落としてしまいがちの、この表示。音で教えてくれるのはうれしい。
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横断歩道予告検知表示を新たに採用


この横断歩道予告検知表示はHUDにも表示する。HUD自体が要るかどうかは別として、HUDへの表示能力は大幅に向上。色味が鮮明になって見やすくなったし、表示範囲を拡大して、ランドマーク等の目印がより見やすくなった印象だ。
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HUDは鮮明で見やすくなった印象


カーナビ自らが地図を書き換える機能も健在

地図にない道路を走行すれば、軌跡データを元に地図上に道路データを自動作成する、サイバーナビ独自のロードクリエイターという機能も引き続き搭載。地図更新は部分的にしろ、すべてを更新するにしろ、メーカーが提供したデータを元に更新するのが一般的だが、新しい道を走ればカーナビ自らが道路データを書き換えるという点で画期的な機能である。一度描いた新しい道はルート探索にも反映。地図の差分更新では高速道路や主要道は更新できても、細かい一般道までは対応しないが、サイバーナビなら、どんな道でも走った新しい道がルートになるのだ。

もちろんメーカーが提供するデータ更新も充実。年2回の全データ更新と、年10回の道路データ更新、年8回の地点情報データ更新があり、常に地図を最新の状態に保てる。新サイバーナビではスマートループアイ・スポットや駐車場入り口・出口データも更新。最長3年間は無料で更新可能だ。

自車位置の測位精度の高さは圧倒的

そして優れた自車位置精度。今いる場所がわかるという、いわゆるロケーターとしての機能は、カーナビの基本中の基本だが、サイバーナビを含めカロッツェリアのカーナビは、この性能が圧倒的に優れている。だから、ドライバーズビューやARスカウターモードのような表示も可能になるし、自車位置が正確だから、ドライバーの安心感につながる。
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圧倒的に優れた自車位置精度によりスカウターモードなどの表現を実現


試乗したクルマは量産品ではなかったので、操作レスポンスがイマイチだったり、正確な判断が難しい部分もあったが、機能的に最先端であることは間違いない。人によってはオーバースペックで、ほとんど必要としない機能もあるだろうが、最先端を求めるユーザーにとっては、これ以外は考えられないナビといえよう。

カロッツェリア

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