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神楽坂などの人気エリアに中規模物件増加

新宿区では神楽坂、文京区では茗荷谷、中央区では浜町などで中規模物件を中心とする新規供給が増加しています。都心ではどんな物件が出てくるのか、供給の多いエリアの動向をメインにみていくことにしましょう。

執筆者:山下 和之

新宿区では神楽坂、文京区では茗荷谷、中央区では浜町などで中規模物件を中心とする新規供給が増加しています。都心ではどんな物件が出てくるのか、供給の多いエリアの動向をメインにみていくことにしましょう。

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新宿区神楽坂周辺では多くの物件が登場

このところ、若い年齢層を中心に注目度が高まっている新宿区神楽坂界隈。東京メトロ東西線の神楽坂駅周辺では2月中旬に「パークハウス牛込神楽坂」の第1期の販売が行われましたが、同駅周辺では今後、2物件の販売が予定されています。

まずは、同駅徒歩4分の「サンクタス神楽坂」。14階建て、総戸数49戸の小規模マンションで、3月上旬からの販売予定。38 m2台の1LDKから98 m2台の3LDKまで用意され、シングルからファミリーまでさまざまなライフステージのニーズを満たせる物件になりそうです。引き渡し後70年の一般定期借地権(地上権)ですから、若干なりともエリアの相場より低い価格設定になるのではないかと期待できます。

神楽坂の賑わいと住宅地の静寂を感じる立地

東京メトロ東西線神楽坂駅徒歩3分の「BELISTA神楽坂」は、2月下旬からの販売予定です。こちらは13階建て、総戸数95戸の中規模マンション。30 m2台のSTUDIOタイプから53 m2台の2LDKまでで、シングルやディンクス向け中心の間取りプランになるようです。住居表示は新宿区矢来町で、江戸時代から屋敷街として伝統が受け継がれた高台の地にあり、活気ある神楽坂の喧騒とは、またひと味異なる趣のある街並みが続いています。都心の賑わいと住宅地の静寂を享受できる希少性の高い立地といえそうです。

なお、神楽坂の隣町ともいうべき新宿区柳町でも、都営大江戸線牛込柳町駅徒歩2分の「プラウド市谷柳町」の第3期分譲が2月中旬から行われています。13階建て、総戸数74戸で、第3期の販売戸数は17戸。第2期は即日完売だっただけに、今回も注目度が高そうです。

文京区の茗荷谷駅周辺では3物件が競演

文京区の東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅では、2月中旬から「BELISTA小石川竹早町」(11階建て、総戸数37戸)の販売が行われています。これに、2月下旬から「アトラスタワー茗荷谷」(25階建て、総戸数244戸)の第2期、「パークハウス小石川」の第1期の販売が加わります。

「パークハウス小石川」は茗荷谷駅から徒歩9分、9階建て、総戸数46戸の小規模マンションです。間取りは44 m2台の1LDKから90 m2台の4LDKまでのプランが用意され、ディンクスやファミリー向けの物件になっています。現地の小石川周辺は、江戸時代には大名屋敷の連なるエリアで、明治以降も幸田露伴をはじめとする文人が住んだことでも知られています。また、周辺には東京大学をはじめとする教育機関が充実した文教地区のため、落ち着いた住環境が得られそうです。
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