おいしさにやみつきになる脳のメカニズム
ストレスがたまると甘いものや、こってりしたものが欲しくなります。
そんな時には、油っぽいものや甘いものを食べると、とてもハッピーになれるので、ついついこってりラーメンとか、あるいはスイーツを食べる習慣がついたりするものです。
人間が生きる上でエネルギーや体をつくるために必要な栄養素が、糖質・脂質・タンパク質(アミノ酸)で、甘味や油脂や旨味を構成する物質です。生きるために必要な栄養素を「おいしい」と感じ、本能的に食べるように促すのです。
おいしいものを食べると、脳からβ-エンドルフィンなどの物質が出て、快感を得ます。さらにドーパミンが出ると、「もっと食べたい」という欲求が出て、やみつきになってしまうように作用するのではないかと考えられています。
生活習慣病等が問題となっている今、ストレス解消においしいものを食べて発散することは、肥満にもつながるため、控えめにしなければと注意を受けている人も多いことでしょう。
そこでおすすめしたいのが、「だし」です。
鰹だしは、満腹感を高め、肥満を抑える?
鰹だしには、様々な健康効果があります
さらに鰹だしの成分が胃の運動を促進して満腹感を高めるそうです(ラットレベル)。事前に習慣的にだしを摂取していると、高カロリーの食事をしても、食習慣に影響が出ずに健康的な食生活を維持できる可能性があることも判明しました。
またほかにも、鰹だしに含まれるヒスチジンよって、食欲抑制、内臓脂肪分解などにつながるという報告(ラットレベル)もあります。