武蔵野の緑に恵まれた“環境邸宅”
「武蔵野」を名前に採り入れるマンションは多い。「武蔵野」という言葉から“何となく緑豊かで健やかな暮らし”といったようなイメージを受けるからだろうか。その「武蔵野」を行政区の名前に持つ武蔵野市は、ある意味「武蔵野」を象徴する場所と言っても良いだろうが、市内に「吉祥寺」という街があるためか“住みたい街”として取り上げられる機会も多いという印象だ。確かに「テラス武蔵野中町」の周辺を歩くと、隣接する「もくせい公園」をはじめとして「武蔵野中央公園(徒歩17分/約1300m)」があり、武蔵野市役所(徒歩13分/約1030m)を中心に陸上競技場や総合体育館が集まる一画、そして成蹊学園(徒歩13分/約1040m)なども近く豊富な緑の環境に恵まれている。加えて徒歩10分の最寄駅である「三鷹駅」からのアプローチとなる「かたらいの道」も、歩道が整備され、並木や生け垣が連なる。その名の通り、語らいながら歩きたくなるような通りだ。もちろん少し足をのばせば、井の頭恩賜公園(徒歩21分/約1610m)も控えていて、緑の環境だけとってみても人気になるのがわかる。こうした緑に恵まれたロケーションに誕生する「テラス武蔵野中町」のコンセプトは光・風・緑をテーマにした“環境邸宅”だ。約5,000m2の敷地には“風”の通り抜けを意識した配棟が施され、居住者だけが憩える「フォレストガーデン(中庭)」や、既述の隣接する「もくせい公園」と一体となった「パークサイドガーデン」など、敷地内や敷地の外周部にも豊富な“緑”をたたえている。そしてこれらのガーデンには緑の環境創造という役割だけでなく、樹木への散水に雨水を活用したり、一部を「レインガーデン」とし、雨水をゆっくり大地に浸透させることでヒートアイランドの緩和や水質の浄化、下水道負担の軽減を図るなど既存環境への配慮もなされている。また“光”の力を活かした太陽光発電も採用し共用部のLED照明等へ電力を供給するほか、別に装備される蓄電池と合わせ非常時の備えとして役立てることも意図されている。武蔵野の自然を肌で感じられる場所で、その自然を象徴する光・風・緑を活かした環境に優しい建物、それが「テラス武蔵野中町」だ。
さらに「武蔵野」の地であることの魅力は、良好な地盤にある。「テラス武蔵野中町」周辺は海抜約58mの武蔵野台地の上。その武蔵野台地を成すのは地表からわずか1mの深さからあらわれる関東ローム層で、数万年前に形成された安定した地層であり、液状化現象も起きにくい地盤と評価されている(※出典:東京都土木技術支援・人材育成センター「東京の液状化予測」より)。マンションのような重く大きな建築物を支えるには強固な地盤に越したことはなく、武蔵野台地ではその支持地盤が地表に近いところにあるため、何本もの杭を地中深く打つ必要が無い。だからこそ「テラス武蔵中町」のように“直接基礎”を採用できるのだ。また、「テラス武蔵野中町」は148邸という規模でありながら低層5階の建物。圧倒されるような高い建物と違って、いわゆる“ヒューマンスケール”とも言うべきある種の安心感がある。武蔵野台地の良好な地盤と相まって、“安心”の住まいと言って良いかもしれない。
「武蔵野市」であること、「三鷹駅」徒歩10分であること
「武蔵野」の魅力、とりわけ「武蔵野市」に立地し、最寄駅が「三鷹駅」であることのメリットは非常に大きい。「三鷹駅」周辺に日々の暮らしに充分な商業集積、生活利便施設があることに加えて、JR中央線で1駅、歩いてもいける「吉祥寺駅」は大きな魅力だ。あまりにも有名な吉祥寺ゆえ多くは記さないが、百貨店があり、様々なショップやレストランが並び、井の頭恩賜公園がある。生活・文化・レジャーなど様々な暮らしの楽しみが満喫できる街である。恐らく「武蔵野市」に住みたい理由の大きな要因は、吉祥寺という存在があるということに異論はないだろう。そして「三鷹駅」徒歩10分であること。JR中央線の利便性の高さもまた敢えて説明するまでも無いが、「三鷹駅」は中央特快の停車駅であり、「新宿駅」へ直通14分、「東京駅」へも直通で26分だ。また「吉祥寺駅」が隣駅なので、京王井の頭線利用で渋谷方面へのアクセスも便利。さらに「三鷹駅」は東京メトロ東西線へ乗り入れるJR総武線の始発駅でもある。少し時間に余裕を持てば、「大手町」など都心まで座って通勤という“贅沢”も可能だ。
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