京王線府中駅に新しいショッピングエリア「ぷらりと」オープン
京王線府中駅に直結する商業施設「京王府中ショッピングセンター」に5月27日(水)新ショッピングエリア「ぷらりと」がオープン。既存の3店舗に京王線沿線初出店の4店舗を含めた計11店舗となり、全店舗でPASMOでの支払いが可能です。「ぷらりと」は駅改札を出てすぐ、東側コンコースに位置し、テイクアウトに便利な店舗が多く入ります。「京王府中ショッピングセンター」駅ビル内の京王ストア、京王アートマンと合わせると、駅で生鮮食品、日用品、スイーツやデリなど、ほとんどの買い物を済ませることができます。
京王府中ショッピングセンター
京王グループHP
JR日暮里駅エキナカショップ「エキュート日暮里」
スケールアップオープン
ターミナル駅として多くの人が利用する日暮里駅に6月オープンするエキナカショップ「エキュート日暮里」 |
6月20日(土)には、JR日暮里駅のエキナカショップ「エキュート日暮里」が既存の2店舗に加え、新たに16店舗をオープンさせます。エキュートはすでに品川駅、大宮駅、立川駅といったターミナル駅を中心に展開。今回の日暮里駅もJRのほか、京成線や昨年開業した日暮里・舎人ライナーの乗り換え駅として多くの人が利用するターミナル駅です。バリアフリーの整備、コンコース幅の拡張、連絡改札口の改良などがなされ、駅の利便性もアップしています。
駅周辺には谷中銀座商店街、ソーイング用品や格安衣料が充実した日暮里繊維街などの買い物スポットがありますが、通勤通学の途中でわざわざ駅の外に出るのは面倒と感じることもあるのでは。「エキュート日暮里」の品揃えは、おにぎりや総菜などのデリ、スイーツが中心です。夕飯のおかずや手土産を駅で買って、そのまま電車に乗ることができ、乗り換えのついでに使えそうです。
エキュートHP
東急大井町線が溝の口駅まで延伸
東急田園都市線の朝8時台の混雑率は198%(※)と、首都圏の私鉄各線の中でも高い混雑率を示しています。そのため、東急電鉄では田園都市線の混雑緩和に向け「大井町線改良・田園都市線複々線化工事」に取り組んできました。二子玉川駅~大井町駅間で昨年3月から急行運転が開始され、今年7月11日には大井町線が二子玉川駅から溝の口駅まで延伸されます。それにより、溝の口駅~大井町駅間での急行運転が開始され、朝夕のラッシュ時で最大約6分、日中も約5分、この区間の所要時間が短縮されます。
今回の延伸によって大井町線という路線の選択肢が増えることになり、田園都市線の混雑緩和に繋がるのではないかと期待されています。また、6月6日のダイヤ改正では田園都市線の本数を増やし、さらなる利便性の向上を図ります。
(※)H19年度国土交通省鉄道局資料 池尻大橋→渋谷(7:50~8:50)の混雑率
東急電鉄HP
国土交通省HP
東急目黒線の2駅に駅前広場完成
東京メトロ南北線(埼玉高速鉄道まで直通運転)、都営地下鉄三田線と相互直通運転を行っている東急目黒線。昨年、武蔵小杉駅から日吉駅まで延伸されたことにより、横浜市営地下鉄グリーンラインへの接続が可能になりました。さらに、2019年には相鉄線との相互直通運転も予定されており、ますますアクセスの向上が期待される路線です。その東急目黒線は、目黒駅~洗足駅付近での連続立体交差化事業が2006年完了しました。それにより18カ所の踏切がなくなり、道路の渋滞が緩和され、分断されていた地域の一体化が実現。同事業によって武蔵小山駅、西小山駅の2駅は地下駅となり、バリアフリー化された利用しやすい駅に生まれ変わりました。
武蔵小山駅、西小山駅の両駅前は、品川区により駅前広場の整備が進められていましたが、2009年5月ようやく完成。武蔵小山駅前にはロータリーやバス、タクシー乗り場が造られ、駅前広場へのアプローチ道路も整備されました。隣の西小山駅前はロータリー、タクシー乗り場のほか、交流広場や休憩広場も整備され、イベントなどに利用される予定です。昨年オープンした駅ビルには25時まで営業しているスーパーもあり、深夜帰宅になった時も買い物ができて助かりそうです。
東急電鉄HP