モーツァルトからトトロまで
“天使の歌声”ウィーン少年合唱団が今年も来日
忙しく煩雑な日常に疲れる……というあなた、ピュアで神々しく優しい歌声に癒されてみては?そう、“天使の歌声”と称される『ウィーン少年合唱団』が今年2013年もやってきます。
特徴はキャッチフレーズのとおり、澄んだ歌声と完璧なハーモニー。
創立はなんと今から約500年前の1498年という長い歴史を持ち、10歳から14歳の声変わりする前の少年たちがウィーンにあるアウガルテン宮殿で全寮制の生活をし、通常の勉強と共に高度な音楽教育を受け、世界最高峰の歌声を保っています。団員はウィーン出身者に限らず、世界中から歌を愛す少年たちが集まるインターナショナルな集団。
ハイドン、モーツァルト、シューベルト、ブルックナーという合唱団にゆかりのある作曲家の名がついた4つのグループに分かれて活動し、ウィーン国立歌劇場でのオペラやウィーン・フィルの公演にもしばしば登場。なお、今回来日するモーツァルト組にも日本人2名が含まれています。
“天使の歌声”という見事なキャッチフレーズをつけたのは、20世紀前半に活躍した名指揮者アルトゥーロ・トスカニーニということで、もちろんプロからも高い評価を得ていることが分かりますね。
日本では1955年の初来日より愛され、毎年のように来日し全国ツアーを行っています。
歌うのは、モーツァルトなど王道のクラシックの曲、ウィーンとゆかりあるシュトラウス一家の曲などはもちろんですが、お楽しみなのが、日本の歌。
今年は東日本大震災の復興を応援するチャリティーソングである「花は咲く」のほか、子どもたちが一番好きという「となりのトトロ」の主題歌など、盛りだくさんな内容が予定されています。
見ているだけでも本当にかわいい少年たちではありますが、ひとたび歌い始めると、歌声の清らかさと、大人顔負けの巧さに驚かされること間違いなし。
世界中から集まった美声の子どもたちが厳しい練習を積み生み出す、声変わりする前の貴重なアンサンブル。元気をもらえる“天使の歌声”をぜひどうぞ。
■曲目
AプログラムとBプログラムがあり 詳細
■公演スケジュール
全国28公演 4月27日(土)~6月16日(日) ※非公開公演含む
うち東京公演は、
5月3日(金・祝) 14:00~ サントリーホール <Aプログラム>
5月4日(土・祝) 14:00~ 東京オペラシティ コンサートホール <Bプログラム>
5月18日(土) 13:30~ 東京オペラシティ コンサートホール <Aプログラム>
6月5日(水) 14:00~ サントリーホール <Bプログラム>
6月14日(金) 13:30~ 東京オペラシティ コンサートホール <Aプログラム>
6月15日(土) 14:00~ 東京オペラシティ コンサートホール <Bプログラム>
6月16日(日) 14:00~ 東京オペラシティ コンサートホール <Aプログラム>
■チケット
TEL:03-5774-3040(ジャパン・アーツぴあ)
インターネット:http://www.japanarts.co.jp/wsk2013/ticket.html