和菓子が季節や年中行事にちなんでデザインされているからでしょう、東京ミッドタウンのとらやに置かれる雑貨類は、季節を上手に取り入れたもの、デザイン性が高いものが多く、、あのあたりに出かけた際には必ず立ち寄る場所のひとつ。つい先日、こちらの とらや で折形デザイン研究所の小さな包みを見つけました。
この包みは折形デザイン研究所の「内ろっかく」。用紙の規格サイズ(A3,A4,A5など)の紙を折ると、内側にある六角形のかたちが起き上がって箱になる、というものです
この箱は、なんともかわいい張子の人形入り。この張子は鯉の背中に乗っている子供の様子をかたどったものだそうで、真っ青な和紙は、水をあらわしているのですね。ほのぼのとしたフォルムと筆づかいに心が和みます。端午の節句の小さな飾りにぴったりではありませんか。
開けてみると、真っ青な和紙と、手のひらサイズの小さな人形が! こんな箱から立体の張子が出てくることに、驚きと楽しさがあります
鯉のぼりの代わりに、こんな立体的な飾りを飾ってみては? 箱のかたちも素敵なので、セットで置いておいても良いですね。ちなみに1800円(税別)でした
「季節の飾りって、どうやったらいいかよくわからないから、結局何もしない」という話を聞きますが、こんな小さな置物を飾ることから始めてみてはいかがでしょう。小さなお子さんへのいらっしゃるお宅へのお土産にしてもいいですね。