支出を削るだけが目的ではない
支出の内容を、より必要な事柄に合わせていくだけで、理想的な家計に近づいていけます。
自分がなくてもよいと思える支出は削り、でも削るのは大変だし、つらいなと思える支出は残しておく、そんなメリハリをつけます。これはストレスが強くない分、自然に生活に取り入れられる節約方法でもあるのです。
こんな節約を取り入れていくと、支出3分類の中身も変わってきて、次第に投資が増えていくことも多いものです。
「満足度」が生活を潤わせた節約生活を可能にする
沢山の支出用途の中から、贅肉にも相当する部分を削っていくのは普通の節約と変わりはないのですが、自分が「価値がある」と感じている支出は残していくので、生活上の満足度は変わらない、または密度を増していくように感じるかもしれません。こういう節約は「生活の満足度を絞り込む」お金の使い方ができるようにあるということと一緒だと思います。これから収入を増やしたり、貯金を増やす家計に変えていきたいと考えるご家庭には、この「生活の満足度」を高めながら、不要な支出を絞る家計コントロール方法をぜひ取り入れていただきたいと思います。