【タブー2】換気をしていない
~時短と節電も考えた効率的な換気って?~
これが20代に多かった間違いです。換気=湿気対策は、基本中の基本。家を締め切って出かける事が多い人はなおさら気をつけないと、そのうち家じゅうカビワールドに!? 室内干しでは洗濯物の水分が部屋に放出されるのですから、外出時こそ換気扇やエアコンのドライ、除湿器などで湿度をコントロールすることが大事です。また乾きやすい場所は、湿気がとどまらない場所=空気が動く場所。風の通らない北向きの部屋などは不向きの典型です。家の中でよい干し場所を見つけること。そして換気、です。空気が動かない場所も救いのテはあります。扇風機や除湿器、換気扇を併用することです。一日中つけっぱなしだともったいないと思われるこれらの機器やエアコンのドライ機能はタイマー使いでクリア! 帰宅時の数時間に動くようセットできるなら、部屋を快適にする結果にもなり一石二鳥です。
【タブー3】カーテンレールに干す
~どうしても窓際に干したい人は?~
まずカーテンレールがNGなのは、たくさんの洗濯物をかけるとレールが歪む恐れがあること(商品の注意書きにも明記されているはず!)。また意外と乾きにくい場所なので、生乾き臭が発生する可能性もupし、さらにカーテンが湿気を吸ってカビやすくなること。努力むなしい場所なのです。都合上どうしても窓際に吊るしたいというのなら、窓際用の物干しを設置し、レースのカーテンも開け、扇風機などで風を起こして湿気が滞らないようにすること。もし家にいる時で雨が止んでいるか小雨程度であれば、窓を開け扇風機を外へ向けて湿気を飛ばすのも一案です。(なお開けた窓の扇風機が当たってないゾーンからは逆に外の湿気が入ってきますので、あまり長時間やるのはおすすめできません)
【タブー4】乾燥機や浴室乾燥設備があるのに使わない
~カビの元。ではどうする?~
節電面から考えると、ごもっとも。でもそのリスクも考えるとお勧めできません。乾燥機能がついているという事はその分、浴室なり洗濯機の気密度が高く設計されているので、乾燥機能をぜんぜん使わないと内部に残る湿気が残りやすく、他の汚れと一緒になるとカビの元になるからです。ではどうするか?といえば、ガイドお勧めなのは、全自動洗濯乾燥機なら「3回に1回」は乾燥機能を使うこと。もちろん洗濯槽のカビ対策、洗濯機のお掃除も忘れずに!