今どきの室内干し事情
室内干しはポイントをおさえて!
例えば、アンケート結果によれば、乾燥機を使っている人はまだ少ないのですが、これらは使いようです。また、芳香や消臭剤を使用する人が増えていますがこちらは最新のテクニックも取り入れるともっと楽しくなります。そして20代のみなさん! 20代の主婦では「室内干しのタブー」を思いっきり実践している人がけっこういる事が明らかに!! せっかく洗ったのにもったいないです!
今回はこんなアンケート結果をふまえつつ、基本と最新情報を織り交ぜながら、2013年流の室内干しテクニックをご紹介します。
室内干しのありがちタブーと必勝対策
今回のアンケートで主に20代で見られた「室内干しのタブー実践派」。上の世代は経験や情報から知っていることも多いのですが、柔軟剤の使い方など新しい情報では「タブー」すら知られていないケースも。おさらいをしつつレベルアップした室内干しをしましょう!【タブー1】柔軟剤を倍増して臭いをカバー
~逆効果! 臭いをなくし香り高くするには?~
生乾き臭をカバーしたり、より香り豊かに洗濯物を仕上げるためにと思って、柔軟剤を規定量の倍くらい使う人がいるようですが、これは逆効果! 一時的に香りは強くなりますが、臭い成分を包み込む柔軟剤の芳香成分はかえって、残った臭い成分が次の洗濯で落ちにくくなる上、吸水性が落ちるので衣類本来の目的(汗や洗った体の水分を吸うこと)が失われてしまいます。では生乾き臭をなくし、より香り高く仕上げるにはどうするか?を考えましょう。生乾き臭は、残った汚れに水分が長く接することで「臭う菌」の増殖にともなうガス発生を増やしてしまうことが原因です。ということは、それを防ぐには「汚れをきちんと落とすこと」「水分をより早くなくすこと」が必須。汚れをよりきちんと落とすには、洗濯機を回す前の「“浸け置き洗い”」「汚れやすい襟や袖等の“部分洗い”」が効果的です!
また香り高く仕上げるには柔軟剤を規定より増やすのではなく、量は商品の説明どおりで、乾いてからスプレーする「除菌/芳香剤」を併用するのがおすすめです。なお好みの香りづくりには、来週up予定の記事「柔軟剤で好みの香りを作る!」をご覧くださいね。
次ページでは「時短と節電を考えた換気」「危険なカーテンレール干し」「乾燥機の落とし穴」について、ご紹介します!