何より肝心要の腰紐
自分で着る時はもちろんの事、着せてあげる時にも一番肝心で、気を使うのがこの腰紐です。苦しくない程度に、しっかりと締めておくことが大切なのですが、人によって感覚が違うということもあって慣れないと、この加減がとても難しいもの。後で腰紐が緩んで裾が落ちてしまった!と言う事にならないためにはやはり、ある程度はしっかりと結ぶと言う事を頭に入れておく。その上で加減を見ながら、急激に締めるというよりも、ゆっくりとじっくり締める。そうする事で比較的苦しさを感じさせないようにしっかり締めることができます。
腰紐の扱い方
紐を締めたり引いたりする時には、なるべく体に近いところを持って作業をすること。その方が力が伝わりやすく、効率がいい。腰骨の位置を確認しながら
余分なシワは脇へ寄せる
なるべく緩みを作らないように
この時によく、指を中に入れる人がいますが、なるべく紐は体に添わせ、重ねた紐と体の間に空間を作らないこと。空間があるとせっかく締めた紐が緩む。
左手の持っている位置に注意
立てると緩まない
左手の上から巻きこむように
左手でつまむ
左手右手2:8の強さで
短い紐が出ない様に中に入れ込む
腰紐は慌てずにキレイに整えてから
人に着せてあげる場合には、自分で着る時よりも様子が見えやすいので、余り分やシワを脇によせるなどしてあらかじめ腰紐を結ぶ位置のあたりをキレイに整えてから、締める事を心がけて。更に、自分で着る時にも言える事ですが、腰紐を安定させて、食い込みを防ぐために腰、ヒップにタオルを一枚巻いておくということも忘れずに。