支出を割合で確認してみる

例えば、食費が支出のうちどれくらいを占めているか確認してみたことはありますか? 費目別の割合を見ると、どの費目にお金をたくさん使っているのか、つまりその家計の特徴がわかります。

下の表と円グラフは、住宅ローンを抱えて子どもが2人、都心に住む、ありがちな家計の例です。

家計バランス

住宅ローンに子ども2人の30代の家計の例

家計バランス

円グラフにして割合を確認してみると……


年間の支出(表の黄色の部分)を円グラフにすると、費目の割合が一目瞭然。住宅ローンがかなりの割合(31%)を占めていて、家計が圧迫されていることがわかります。次に多いのは食費の17%。でも年間72万円、月額6万円は、4人家族なら使い過ぎというほどではありません(食は健康の源、食費の節約にばかり走りすぎないように)。車関連費は11%、教育費9%、保険料8%、通信費7%と続きます。

このように割合で示すことで、気にしていなかった費目が意外に大きく、使い過ぎと思っていた費目が案外、小さかったなどの発見があるはず。「セールで洋服をまとめ買いしちゃったけれど、支出全体の中では、それほど大きな割合ではないのね」など。

多過ぎる費目の一部を貯金に回せないか検討

割合を確認することで、住宅ローンを見直して支出を減らせないか、車はどうしても必要か、子どもの習い事は今のままでいいか、携帯電話のプランを見直してみようか、保険の見直しをしようか、と考えるきっかけになります。減らした分を別の費目に振り向けて充実させたり、貯金に回したりすることができます。なかなかお金が貯まらない人は、自分では意識していないものの比率の高い費目があったりするものです。

電卓を叩いて割合を計算するのももちろんオススメですが、エクセルが使えるなら円グラフは簡単にできるので、我が家の支出の割合を目で見て確認してみませんか?

エクセルで費目別の年間支出を表にし、ツールバーで挿入を選択、表の部分をドラッグした後、円グラフをクリックするだけ。%を表示するデザインを選べば、%表示入りの円グラフになります(エクセル2010の場合)。

家計簿をつけていないため、そもそも費目別の金額がわからないという人は、銀行口座引き落としのものは通帳で確認、現金支出はATMで引き出したものをそのまま合計してもいいのです。

ポイントは、支出を「年間」で把握すること。家賃や住宅ローンなら、月々の金額×12カ月で出します(住宅ローンのボーナス払いがある人は忘れずに足してください)。

我が家の支出バランスをチェックしてみたら、平均はどうなの?と気になりませんか? 次ページで紹介しましょう。