シンガポールに第三の動物園
リバーサファリがオープン
ジャイアントパンダが間近に見られる施設もあり大充実のリバーサファリ
シンガポールズー、ナイトサファリと隣接
シンガポール・ズーとナイトサファリの間の、12ヘクタールという広大な敷地に、2013年4月3日
リバーサファリがソフトオープンしました。リバーサファリは、世界の七つの川とその周辺に生息する魚や動物達に出会えるRiver of the Worldと、アマゾンのジャングルを探検する気分を味わえるWild Amazoniaの2つのエリアで構成されています。
リバーオブザワールド
熱帯のジャングルを体感できるスポット。広大な水辺で心地いい
入口を入ってまず目に飛び込むのが大きな川。これは実際にここにあった貯水池を利用したもので、世界の色々なタイプの船が浮かべられています。周囲に生い茂るシンガポールならではの熱帯雨林の大きな木々が、ジャングル探検の気分を盛り上げてくれます。川沿いに設けられた遊歩道を歩きながらの見学になるのですが、屋根がついているので日射しや急なスコールもしのげるのがうれしい。
世界の川に生息する生き物たちに出会える
展示のテーマとなる世界の川は、ミシシッピー川、コンゴ川、ナイル川、ガンジス川、マレー川、メコン川、長江の7つ。それぞれの地域の雰囲気を伝えながら、各川に生息する珍しい魚や動物を目にすることができるのですが、何と言ってもここの主役は、長江のエリアに設けられたジャイアントパンダフォレストにいる、ジャイアントパンダ! 頭のてっぺんがちょっと尖っているのがキュートなカイカイ君と、大きな目のジアジアちゃんです。
パンダフォレストではこんなに近くでジャイアントパンダが見学できますよ
ジャイアントパンダフォレストに入場するには、入口で入場チケットを買う際に入場予約をしておく必要があります。15分刻みで人数にも限りがありますので、到着したらまずは予約を。こちらの入場時間を確保しておいて他の展示を楽しむのがオススメですよ。見学は15分間で入れ替え制。最終予約時間は17時となっています。
ついにジャイアントパンダにご対面! 自然な姿がかわいい
予約時間の10分前に、パンダ専用施設のパンダフォレストの前で待っていると、ここからはスタッフが施設へと案内してくれます。日本だと通常ガラス越しでのご対面となることが多いのですが、リバーサファリでは実際にこの施設の中に入っての見学ができるのが大きな魅力。専用通路からですが、生パンダをかなり近い距離から目にすることができて大感激! 動いているところや笹を頬張っているところもバッチリ、カメラに押さえられました。うーん、こんなにパンダに近づけることって、もうないかも。本当にこれはオススメです!
食べるのがもったいない! パンダパオとジャイアントパンダカプチーノ
大興奮でジャイアントパンダフォレストを退場した後に忘れてはいけないのが、グッズの購入。オリジナルのぬいぐるみをはじめ、日本とは一味違ったテイストのグッズが見つかりますので、ぜひショップも覗いてみてくださいね。また、小腹が空いたら隣接するジャイアントパンダキッチンへ。こちらで人気なのはPanda Pau(1個2.9シンガポールドル)とGiant Panda Cappuccino(5.5シンガポールドル)。気分があがりそうな可愛くっておいしいメニューでした。
ワイルドアマゾニア
世界最大級の淡水の水族館で悠々と泳ぐマナティー
パンダを見学したあとは、川にかかる大きな橋を渡ってWild Amazoniaへ。こちらの目玉となるのは、船で川を下っていくAmazon River Questですが、こちらは現在工事中。近々オープンする予定だとか。楽しみですね。他に、上からも正面からも見学ができる、淡水の大水槽が自慢のAmazonFlooded Forestでは、大きくてまんまるな体が愛嬌抜群のマナティーが悠々と泳ぐ姿に癒されますよ。
お得なセットでランチはいかが? 中華のいろいろなテイストが楽しめます
見学後はエントランス横にあるチャイニーズレストラン河川茶店でひと休み。福建や客家などチャイニーズの色々なエリアのメニューが少しづつ味わえるサンプラーセット(36シンガポールドル)がオススメです。シンガポールズー、ナイトサファリとの共通チケットも販売予定なので、1日でシンガポールの動物園をすべて巡って見るのも楽しいのではないでしょうか?
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■River Safari
住所:80 Mandai Lake Road
TEL:6269-3411(+65)
時間:8:30~18:00
料金:大人25シンガポールドル、子供16シンガポールドル
休み:なし
アクセス:市街地からタクシーで約30分