最近増えていると言われる、ウェディング会場と新郎新婦との契約上のトラブル。過去には、お祝いごとにケチがつかないように、苦情も言わないという風潮があったものが、きちんと主張をする風潮に変わってきた、それ自体はとてもいいことだと思います。しかし、やっぱりトラブルがないに越したことはありません。気持ちよく挙式の日を迎えたいですよね。
結婚式では一般的に「申込み」という言葉が使われますが、その中身は立派な「契約」です。大きなお金が絡むことですから、契約の中身はしっかり確認したいもの。ウェディング会場との契約に関するポイントを確認しましょう。
「規約」をしっかり確認しよう
契約とは規約に則ってなされるもの
結婚式の契約をする際には、どの会場でも「規約」などと呼ばれるものが存在します。会場を利用する際のルールが書かれたものです。保険なら「約款」と呼ばれるものがありますし、クルマを購入する場合も、契約書に裏書された規約があります。結婚式の規約もそれと同じです。
規約にはいろいろな項目がありますが、特に注意して確認したいのが以下の項目です。
- 支払い条件(期限や方法)
- 各種アイテムの手配先(提携先)、持込みの可否と条件、持込み料
- キャンセルや延期をする場合のルール
規約の内容について、きちんと説明できない、または、説明が明確でない会場は要注意です。新人さんで説明がヘタということならまだよいのですが、曖昧にしてごまかそうとしている会場も無きにしも非ず。疑問を感じたら、きちんと質問してクリアにしておきましょう。
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