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メゾン・エ・オブジェ2013 春 Hall-7 scenes(3ページ目)

「メゾン・エ・オブジェ2011・春」のホール7 “Scense D’interieur(シーン・インテリア)”はラグジュアリーなインテリアブランドが並ぶ、最も魅力的な展示がされているホールです。

菅野 民子

執筆者:菅野 民子

インテリアスタイル実例ガイド


Baccarat(バカラ)はいつでも革新的!

Baccaratundefined(バカラ)-1

Baccarat(バカラ)-1

Baccaratundefined(バカラ)-2

Baccarat(バカラ)-2

フランスの歴史あるクリスタルメーカー“Baccarat (バカラ)”は、いつでも革新的に躍動を続けています。2013メゾン・エ・オブジェでは、従来の個別に新商品を紹介するのではなく、300平方メートルブースにインテリアシーンをつくりニューアイテムを発表しました。Philippe Starck(フィリップ・スタルク)が2011年にバカラのためにデザインした、スタンド式シャンデリア“Marie Coquine(マリー・コキーヌ)” を中心にクリスタルが嵌め込まれたテーブルや椅子とともにルーム展開をしていました。2番目の写真はデザイナーJaime Hayon(ハイメ・アジョン)の新作、ユーモアたっぷりの動物たちのキャンディボックス“Colection Baccarat Zoo”ガラスの動物園です。


■今回のHall-7では、大きな動きがありました。いつも大きなブースで楽しませてくれるイタリアの老舗メーカー“RICHARD GINORI(リチャード・ジノリ)”が経営破綻で展示ブースがありませんでした。しかし、取って代わるかのように、ドイツの“MEISSEN(マイセン)”が「MEISSEN HOME(マイセン・ホーム)」を立ち上げ、大きなブースで展示をしていました。マイセンがもつ歴史の技術を使い、家具、照明、屏風、マイセンのロゴを組み合わせたファブリック、シルクのラグなど室内全部をマイセンで揃えることが可能になりました。ブースの見学は予約制で説明するという厳格な体制だったので、写真は撮ることができませんでしたので、ホームページでご覧ください。

“Baccarat(バカラ)”が、インテリアシーンとして展示したのも含めて、社会情勢が混沌とした不況の中、各食器ブランドメーカーは生き延びるために、食器だけではなくインテリア全般に商品を拡大してこのscense d’interieur(シーン・インテリア)に展示、Hall-7に新しい風が吹いていました。



<DATA>
Maison & Objet・2013(メゾン・エ・オブジェ)

BAXTER(バクスター)
GERVASONI(ジェルバゾーニー)
MISSONI HOME(ミッソニー・ホーム)
MAISON DE VACANCES(メゾン・ドゥ・ヴァカンス)
Baccarat(バカラ)

MEISSEN HOME(マイセン・ホーム)
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