長編時代劇「イ・サン」のロケ地としても有名
ソウルから約1時間、京畿道水原市にある水原華城(スウォンファソン)を訪れるツアーです。水原華城は1796年に李氏朝鮮の第22代国王が建てた行宮を中心とするスポット。朝鮮文化の全盛期に当時の朝鮮のすべての技術をかけ、巨額を投じて建築されました。一時的な宮殿、行宮として建てられたといわれますが、実のところはこちらに首都を移すつもりだったのではという説もあるほどの場所なのです。1997年にはユネスコの世界遺産に登録されています。個人でも行けますが、電車やバスの乗り継ぎがあるので、初心者にはツアーがおすすめです。紹介するツアーは、8~9時にホテルを出発し、13時にはソウルに戻ってくる半日プラン。午前中は開いているお店が少ない朝の遅いソウルを有意義に楽しむには最適のツアーではないでしょうか。お土産物を売っているお店などに立ち寄らないのもうれしいですね。たくさん歩くので、歩きやすい靴で参加しましょう。
全長5.7kmにも及ぶ、万里の長城のような城郭の中には見どころがたくさん。東に蒼龍門、西に華西門、南に八達門、北には長安門と東西南北を固める堂々とした四大門。特に華西門は水原市のマークのモチーフにもなっています。眺めのいい軍事指揮の場所・西将台や7つのアーチ型の門をもつ石橋の上に楼閣が立つ華虹門(写真)など書ききれないほど。
特に中央にある、華城行宮(ファソンヘングン)はイ・ヨンエ主演のドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」や、先日までNHK総合で放送されていた、イ・ソジンとハン・ジミンが出演した長編時代劇「イ・サン」のロケ地としても有名です。特に「イ・サン」は、水原華城を作ったイ・サン(のちの正祖)のドラマですので、ファンの方はぜひ訪れてみてください。きっとドラマの内容を肌で感じられると思います。
■格安!世界遺産「水原華城」午前観光ツアー
取扱会社:ツアーコリア
HP: http://www.alan1.net/jp/asia/korea/sg/2414/ag/11148/
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