愛情のケーキをどんどん膨らませていこう

「0~1歳半:親とのアタッチメントを育む時期」では、アタッチメントのステップについて、月齢を交えてご紹介しました。そこでは、

ステップ1: ママにアタッチメント
ステップ2: パパにアタッチメント
ステップ3: ママ、パパ以外の人々にもアタッチメント

と子ども達は成長とともにアタッチメントの幅を広げていくと書きました。(「0~1歳半:親とのアタッチメントを育む時期」には、子育て心理学用語「アタッチメント」についての説明もありますので、ぜひご参照ください)

こんなケーキをたくさん作るよ!

こんなケーキをたくさん作るよ!

その研究結果から分かるのは、子どもが求める愛情はエンドレスであるということ!

1つの丸いホールケーキを切り分けるように、半分はママから、4分の1はパパから、あとの4分の1はおじいちゃん、おばあちゃんから、という愛情の切り分けはしません。

アタッチメントをした人、ひとりひとりから、できるだけ多くの愛情をもらいたい気持ちでいっぱいなのです。愛情の力を借りて、ママケーキ、パパケーキ、おじいちゃんケーキ、おばあちゃんケーキと、いくつものホールケーキを、同時に大きく膨らませていくのですね。

アタッチメントの数を増やすと子どもとママの両方にメリットがある 

みんなで育てることでみんながハッピーに

みんなで育てることでみんながハッピーに

日本では、母子密着育児がよしとされています。しかし、人間の心理発達の側面から見ると、ママケーキを1つだけどんどんと大きくしていくよりは、ママが一番大きいサイズ、でも、パパ、おじいちゃん、おばあちゃん、親戚やご近所の方々のケーキも並行して作っていく、というのが理想的です。そうすることで、子どもにとっても、ママにとってもメリットがあるからです。

■子どものメリット
  • ママ以外の人との距離を縮めることができ、社会性が育ちやすい
  • 新しいことにチャレンジしたり、新鮮な経験が増える

■ママのメリット
  • いざというときの頼り先ができ、心身ともに楽になれる
  • 1人で育児を担っているという重責感を少し緩和できる
などが挙げられます。

>>次ページは、1歳半~3歳の子に必要なアタッチメントについてご紹介します。